手づくりは「うまい」と思っちゃった
じゃがいもを使った調理を行った後、子どもは、これからのできたてキッチンの活動でお客さんに出したい料理について考えました。
そして、1学期の創造活動や夏休み中の家庭での体験、先日のじゃがいも料理をもとに新たなレシピをつくりました。
子どもは、9月6日(水)に手打ちうどん、ざるうどん、キーマカレー、そば稲荷、わらび餅、どら焼き、スティック揚げパン、野菜炒め、ポテトチップス、リンゴ飴、いちご飴、かき氷、金平糖をつくりました。
特に、わらび餅や手打ちうどん、ざるうどん、金平糖は、混ぜる、こねるという調理がたくさん出てきます。
子どもは、鍋に入れたわらび粉と砂糖と水を木べらでよく混ぜたり、小麦粉と水と塩をこねてうどんの麺を仕込んだり、ザラメに糖蜜をかけてかき混ぜたりして調理を進めました。
出来上がったわらび餅やうどん、金平糖を味わった子どもは、食材の分量や混ぜ方、こね方の違いで食感に大きな差が出ることに気付きました。
子どもは作文シートに次のように書きました。
「今日、○○ちゃんと○○ちゃんでわらびもちをつくりました。とてもつくるのがたいへんでした。一番たいへんだったのは、なべで火にかけてがんばってまぜるときです。それで、あついし、力がいるからたいへんでした。そして、とても楽しくりょう理ができました。そして、あじはくろみつときなこです。とてももちもちしてて、とろーってしてて、とても「うまい」と言っちゃいました。それぐらい手づくりは「うまい」と思っちゃいました。」
「今日はうどんづくりをしたよ。手うちだから2時間ぐらいかかりました(食べるのをおわらせて)。こなを入れすぎてかたくなっちゃったけど、すっごくおいしかったよ。つくりかたは、こなや水をまぜてねかせて、足でふみふみします。またちょっと待って、こなをつけてめんぼうでのばして切ります。それをゆでて、めんつゆをよういして食べます。」
「今日、金平糖をつくりました。おいしかったです。材料は、ザラメ一にぎり、糖みつ800㎖です。つくり方は、①弱火で温めたフライパンにザラメをひとつかみ入れて温めた糖みつを少しかけ、ひたすらさいばしでくっつかないようにまぜる。②くっついてしまったらバラバラにする。かわいて白っぽくなったら再び糖みつをかけてまぜる。③100回くらいくりかえすと市販の金平糖くらいの大きさになります。角もできました。④つくっている間に、角なしの小さな金平糖もできました。⑤始めの方でザラメがくっついてしまったものは大きめの金平糖になる。つくり終わったら食べました。味はめちゃくちゃおいしかったです。」