守橋さんと活動したい
薪割りを続けてきた子どもが、「赤い薪が欲しい」「節のない薪が欲しい」と思いをもちました。子どもが、薪を分けてくださっている守橋さんに手紙を書いたところ、ぱちぱちビレッジに来てくださることになりました。
子どもは、守橋さんと初めて会うことに期待を膨らませ、「薪割りを見てもらいたい」「薪割りの仕方を教えてもらいたい」「畑で採れた野菜を焼いて食べてもらいたい」と話しました。
活動が始まる時間が近づいてくると、雨が降ってきました。子どもは、これまで、雨の中でも火を起こしたり、かまどに屋根をつけることで雨が降っても火が消えないようにしてきたことから、雨の中でも一緒に活動したいと考えました。
守橋さんが車でいらっしゃると、手をつないでぱちぱちビレッジに案内しました。薪割りをしている子どもは、よく火が着く薪の名前を聞いたり、かまどをしている子どもは、マシュマロやパンを焼いたものを食べていただいたりしました。大雨が降ってくると、屋根の下にある「ビレッジスーパー」へ案内し、採れたての野菜をプレゼントしました。
また、守橋さんは、チェンソーや斧を持って来てくださり、薪割りをする様子を見せてくださいました。守橋さんは「また、薪をたくさん割っておくね」と話してくださいました。子どもは、守橋さんをお見送りすると、すぐに次のような手紙を書いていました。「守橋さんへ 晴れの日また、ビレッジにきてください。次来たら、もっと、ファイヤーしていることろをみせてあげます。また、ビレッジスーパーにきてください。おかいものカード六千円（きりとってください）」
子どもはこの日の作文シートに次のように書いていました。
「今日、学校に、もりはしさんが来てくれました。そして、チェンソーをもってきてくれました。あと、カマや、ろうそくをいれてきれいになるものも、いっぱいもってきてくれました。そして、火をそだてるこつをおしえてもらいました。そして、そのアドバイスをもらってやってみると、めちゃくちゃつきました。」
「守橋さんにビレッジスーパーで買い物をしてもらったよ。一番目のお客さんが守橋さんってことになったよ。また来て欲しいから手紙を書いたよ。またビレッジスーパーによってほしいよ。あとチェンソーをつかって守橋さんに全宇宙最強の薪をわってもらったよ。」
「今日は、大雨の中、火をそだてたよ。火がものすごくついたよ。うれしいよ。守橋さんにギリギリカップメンのブタメンをわたすことができたよ。何もたべれなかったけど、いっぱい火がついてうれしいよ。またこういう日がくるといいな。」
「今日ぱちぱちビレッジで守はしさんがきました。薪をわっているところをみました。すごい薪がとんでいました。でもすごい力でやばっておもいました。それで火をつけました。おせわになった守はしさんにマシュマロをあげました。よろこんでいました。よかったです。守はしさんからもらった薪でこれからももっと火おこしをじょうずになるようにがんばります。」
