実践外国語科「シャベッてcook」
水餃子作りのあと,子どもも許さんも「もっと仲良くなりたい」「相手のことをもっと知りたい」という願いをもちました。
そこで、子どもは、許さんのすきな鬼ごっこと、互いのことをもっと知ることができる遊びとしてフルーツバスケットをすることに決めました。また、写真撮影をして、思い出を残したいという思いをもちました。子どもは「鬼ごっこは僕たちも好きだから、楽しみ」「フルーツバスケットをすれば、許さんの好きなフルーツを知れる」と話しました。
そこで、子どもだけでフルーツバスケットをしてみました。すると、「フルーツだけ知るんじゃなくて、他のことも聞きたい」という思いをもち、他のことも聞こうということになりました。子どもから挙がったのは、食べ物、動物、色、スポーツ、キャラクター、曲、遊び、ダンスです。
当日は、まず体育館でケイドロをしました。子どもは、ケイドロのルールや鬼の人数を、知っている英語やジェスチャーを用いながら、なんとか伝えて、共に楽しんでいました。
次に写真を撮りました。中国での写真を撮るときの合図は「茄子(チェズ)」と言うことを教えてもらいました。表情が笑顔になるからだそうです。
子どもは、許さんに質問しました。好きなアニメ、好きな日本の料理、どうして日本に来たかなどを尋ねていき、許さんのことをより知っていきました。また、子どもが「この前、水餃子を家で作ったよ」「ぼくも、ぼくも」「この前許さんと一緒に作ったときの方がおいしかったかも」などと話すと、許さんも「本当?作ってくれたの?嬉しい!」と話し、互いに笑顔になりました。
最後に、教室でフルーツバスケットをしました。「What ○○ do you like?」周りが尋ねると、真ん中の子が自分のことを話します。子どもも許さんも互いの色々な好みを知りました。また、フルーツバスケットの最中に、許さんとコミュニケーションをとる子もいました。
活動後、子どもはシートに次のように書きました。
「今日、シューさんとあそびました。はしるのがとくいっていったので、やっぱりはやかったです。そのあとしゃしんをとりました。とるとき、チェズというそうです。えがおになるからです。はいチーズとにてるとおもいました。あと、イエーイとよろこぶのは、中国でもイエーイだそうです。すごいはっけんです。そのあとはフルーツバスケットをしました。シューさんはなんでもすきなんだなとおもいました。すごくたのしかったです。また、シューさんと会いたいです」