実践外国語科「シャベッてcook」
三年生では、実践外国語科「シャベッてcook」が行われています。
子どもは、中国の留学生である許さんからのビデオメッセージを見ました。そこには、「みんなと友達になりたい」、「私にとって特別な料理である水餃子を一緒に作りたい」、「それを食べて、仲良くなりたい」とありました。
それを見た子どもは、「中国出身だって。水餃子は中華料理だ。」、「早く水餃子つくりたい」、「早く会いたい」、「友達になりたいだって。もう友達だよって伝えたい」、「許さんのことをもっと知りたい。会ったとき聞いてみる」などと話し、許さんと会って、みんなで水餃子を作ることを決めました。
その後、子どもは水餃子を作る上で必要な工程である、「まぜる」、「包む」、「ゆでる」、「タレ作り」について、その尋ね方を確認しました。
当日、子どもは水餃子をつくる上で必要な「Tell me how to mix?」、「Tell me how to wrap?」、「Tell me how to boil?」、「Tell me how to make sauce?」や、許さんのことをもっと知って友達になれるように「What ○○ do you like?」、「Do you like○○?」と尋ねていました。
子どもは、具材を100回こねて混ぜたり、肉汁がもれないように包んだり、茹でるときにいつ差し水をするかなどを、許さんから聞いた通りに水餃子を作りました。
そしてできあがった水餃子を仲間とすぐに味わいました。子どもは「いつも食べる焼き餃子とは、またちがっておいしい」、「許さんから教えてもらって、うまく作れて良かった。」「ぼくの分の水餃子一個、許さんにあげてみる」などと話をしていました。
子どもと許さんは、水餃子を作る活動を通してもっと仲良くなりたいという思いをもちました。子どもは「次も会いたい」、「今度一緒に遊ぼう」と話し、許さんと次会える機会に何をしたいか考えています。