お家のドアを閉めることについて
1年1組
実践道徳
2023/06/23
子どもは、「レストランに来てほしい」「50m走をしたい」「プールに入ってほしい」という思いをもちながら、ひことナッツとかかわっています。
しかし、ひことナッツがグラウンドやプールに行ってもすぐにお家に戻ってしまい、自分のしたいことができないことへのもどかしさを感じていました。
そこで、子どもは、お家のドアを閉め、ひことナッツがお家の中に入らないようにしていました。
このような子ども姿から「ひことナッツがお家に戻ろうとしたとき、お家のドアは閉めますか」と問いました。
子どもは、「閉める。だって、閉めた方がそのままお散歩できるから。お家に入るとなかなか出てこないのよ。頑張って引っ張ってもすぐ座っちゃうんだもん」と話しました。
その話を聞いた仲間は、「引っ張るって言っていたけれど、余計引っ張ると座るよ。引っ張らないで自然に出てもらった方が早いよ。ひことナッツがお家にいたいのに無理矢理引っ張るのはかわいそうじゃん。ひことナッツは0歳なんだから」と話しました。
仲間の話を聞いて「だってそうしないと出ないんだもん。0歳だからって甘やかしちゃダメだよ。それじゃあ、いつまでたっても出ないままだよ。ずっとお家にいていいんだと思って、自分から出なくなっちゃう。だから、出させようとしないとダメだよ」と話しました。
仲間の「散歩がそんなにしたいのなら、お家の中ですればいいんじゃないの」という話を聞くと、「そんなのつまらない」と話していました。
子どもは作文シートに、「ひことナッツがずっとおうちにいても、いいです。たまーにちょっとひっぱると、ん~ってないちゃうんだよー。わたしはそのなきごえをきくと、あややっておもいました」と書いていました。