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学級の活動

見つめて生き物がたり

4年1組 実践教科活動 2023/06/13


実践国語科で、「見つめて生き物がたり」の活動が始まりました。
子どもは、人と生き物が登場する物語を読んだり、つくったりすることを通して、人と生き物の関係性について見つめていきます。
子どもは、まず、「ゴリラさんは」(北川裕花作:講談社)という物語に出あいました。
子どもは、絵本の表紙を見るなり、「題名がゴリラ~?」と言って笑顔になるなど、すぐに物語への興味をもちました。
物語を読んだ後は、「いろいろな動物が繰り返し出て来て、ゴリラにバナナをもらうのが面白かった」など、物語の面白さを話していました。

教師から、物語を書いてみることを投げかけると、子どもは、喜びながら物語を書き始めました。
すぐに文章を書き始める子ども、イラストや文字でストーリーの流れをメモしてから書き始める子どもなど、それぞれのやり方で、物語をつくっていきました。


物語に登場させる生き物について、調べる姿もありました。そして、エサ、棲んでいる場所など、調べたことを物語の内容に生かしていました。

子どもは、想像をふくらませながら物語を書きました。
ライオンと子猫を登場させた子どもは、ライオンが空腹であり、子猫がライオンを怖がっているという設定にしました。ライオンが子猫を襲わず、むしろ、エサを分け与え続けた結果、倒れてしまう展開とし、子猫がエサを探して届けたことをきっかけに、ずっと一緒に暮らす結末にしました。この物語は、生き物の特徴(エサ、強者と弱者の関係)を生かし、その心の交流を書いた物語でした。
今回の活動で、子どもは物語を読む面白さにあらためて気付くとともに、物語をつくる面白さを見いだしていきました。