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学級の活動

実践国語科「高尾のことば」(5月19日、25日)

5年2組 実践教科活動 2023/05/26

創造活動「集いて高尾実記」で活動の場としている上越市牧区高尾。
その高尾にあることば、高尾で生まれることばとかかわる活動「高尾のことば」を行っています。

今回は、高尾小学校の校歌です。
4月23日に、高尾小学校を卒業した太田さんと一緒に歌い、それからほぼ毎朝、教室で歌ってきました。
次のような歌詞です。

高尾小学校校歌   北原 白秋 作詞
一、みのぼしかぶって   ふすべも白い   ふれふれ雪よと  私は通う
  私の学校       高尾校   
      ランランランラン   ランランランラン 鐘がなる
二、氷がとけたぞ     ためにも田にも  咲け咲け花よと  私は通う
  私の学校       高尾校
  ランランランラン   ランランランラン 鐘がなる
三、野を越え丘越え    かがやけ若葉     ふけふけ風よと  私は通う
  私の学校       高尾校
    ランランランラン   ランランランラン 鐘がなる
四、空みて雲みて     木の実を拾う   鳴け鳴け鳥よと  私は通う
  私の学校       高尾校   
      ランランランラン   ランランランラン 鐘がなる
五、みがけや心を     きたえや体      日に日に伸びよと 私は通う
  私の学校       高尾校
  ランランランラン   ランランランラン 鐘がなる

子どもは、1番の「ふすべ」が伏兵山(ふすべやま)を意味し、「みのぼしかぶって ふすべも白い」という言葉から季節が冬であると考えました。
そうであるとすると、一番から順に、冬、春、夏、秋であるととらえました。
そうしながら、二つの疑問が出されました。
「5番は、何を表しているのか」
「なぜ、冬から始まっているのか」

「5番は、何を表しているのか」については、子どもは、「みがけや心を きたえや体 日に日に伸びよと」から、「学校生活の全体を表しており、日に日に心も体も成長してほしい」ととらえていました。

また、「なぜ、冬から始まっているのか」については、前日の創造活動「集いて高尾実記」でのインタビューを思い起こしながら、高尾は豪雪地帯であること、高尾に暮らしていた子どもは雪遊びが大好きだったとインタビューで聞いたこと、冬から春へと雪どけ水が流れ、新しいことが始まる雰囲気を表していることを話していました。
 
最後に、この高尾小学校校歌から感じることや考えることを書きました。

「1年を通して高尾の楽しさや季節の風物詩を表していて、景色が想像できる。歌詞が楽しい。『ランランランラン』などで高尾のよさが伝わっている」
「高尾のことや高尾小学校の近くこのことや様子を歌に表していると思いました。高尾小学校の校歌は、季節のこと、登下校のときに高尾小学校の近くを歩いてくると思った」
「学校への思いを書いていると思いました。1年間の歌詞があるので、1年を楽しんでほしいんだと思いました」
「最終的に5番目がメインなのかなと思いました。どうしてかというと、学校でみがいた心やきたえた体をつくれる、またはそうなれるとか、運動がいっぱいだよということを教えたい」
「すごくよく考えているんだなあと思いました。作者は、1年中高尾にいてつくったのなかなあなんて思いました。その感じを曲でつくったのかなあと思っています。それとも、子どもたちの生活をみているのかなと思います」