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学級の活動

えんじて そうべえ

2年1組 実践教科活動 2023/05/11

   

実践国語科「えんじてであって」で、『じごくのそうべえ』(田島征彦作、童心社)の即興演劇をしました。大型紙芝居を見た後、「地獄の場面が面白い」「演じてみたい」と話す子どもがいた一方で、「男の子はいいかもだけど、女の子はちょっと・・・」と話す子どもがいました。

子どもは、まず、お話の始まりの場面を演じました。仲間6人と配役を相談し、そうべえが綱を渡る役の他に、綱や、綱を結びつけた酒蔵や松にもなりました。松になった子どもは、「そうべえがんばれ、そうべえがんばれ」「あ~落ちちゃった」とお話にないセリフを考えて演じました。

そして、この日はそうべえが落ちた地獄の一場面を選び、仲間と演じました。地獄の針山をそうべえが軽々と渡る場面を選んだチームがありました。始めの感想で「女の子はちょっと・・・」と話した子どもは、針山を演じることにしました。そして、イメージブックに考えたセリフをメモしました。また、日記に「セリフをお楽しみに」と書き、演じることを心待ちにしていました。

「よーい、アクション!」演技が始まると、針山になった子どもは「だいじょうぶですかー? でもわたしたちは助けたいけど、山なので無理です。ごめんなさい。わたしたちがちくちくしているからですね。ほんと、ごめんなさい」と話しました。

それを見ていた仲間は、「地獄だから怖い針山のはずだよ」「優しい針山だね」「丸い針山かな」と話しました。子どもは登場人物以外の物になり、セリフをつけることを楽しんでいました。