小川さんのミックス粉を使って
「もぐら屋」の小川さんから特製のミックス粉を受け取った子どもは、この粉を使ってピザやパンをつくりたいという思いをもちました。
また、以前につくったみたらし団子に焼き目を付けたいと願った子どももいました。
そこで、小川さんのミックス粉を発酵させて生地を仕込んだり、白玉粉と上新粉を混ぜて団子をつくったりしました。
子どもは、ミックス粉200g、塩3g、砂糖15g、牛乳100g、水40g、ドライイースト2g、バター10gをキッチンスケールではかっていきます。
そして、材料を混ぜ合わせて、何度も何度もこねたり、伸ばしたりしました。
生地がどのぐらい伸びるのか確かめている子どもがたくさんいました。
仕込んだ生地は、容器に入れて発酵させます。
発酵が進むにつれて、生地がどんどん膨らんでいきました。
その様子をiPadのタイムラプスで撮影する子どももいました。
発酵した生地を見た子どもは、「ものすごい膨らんでいる」、「こんなに膨らむなんてびっくり」、「早くこの生地を使ってみたいな」などと話をしていました。
<仕込んだ直後の生地>
<6時間発酵させた生地>
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、三人で、ミックスこをこねました。○○くんと、○○くんと、わたしでミックスこをこねて、はっこうするのがたのしみでした。だから、おわったら、アイパッドでどうがをとりました。カメラにして、タイムラプスでとりました。そして、こなを入れるとき、すごくきんちょうしました。ぴったりはかれてよかったです。たのしかったです。」
「今日、小川さんからもらったミックスこをこねたよ。ミックスこでパンを作りました。いま、ねかしているからどんな感じか見たいです。あした、パンの形をととのえて、早くやきたいです。中にスライスしたトマトを入れたいです。四・九の朝市で買ったトマトです。形はひみつです。ぼくは、早く食べたくてもうがまんできません。めっちゃおいしそうで、いまからつくってたべたいきもちが、心からはなれなくってあしたがまち遠しいです。」
「今日、できたてキッチンで、ミックスこをこねました。手にベタベタとくっついたけど、なんだかきもちよかったです。そのまま丸めつづけていたら、ベタベタがなくなってきて、つるつるになりました。まるくてぷにぷにしていて、かわいかったです。あしたには、おいしいパンになるといいなと思いました。」
「今日、はっこうさせるピザのきじを作りました。ざいりょうは、ミックスこ、しお、さとう、ドライイースト、牛にゅう、水です。これらのざいりょうをスプーンを使ってまぜました。つぎに、すでできじをこねました。こねて、まとまってきたきじを小さいトレイに入れる前にサラダ油を手でぬりました。そして、ピザのきじをトレイに入れ、トレイにフタをして、今日一日ねかせています。ピザのきじくん、いいゆめみてね。ぼくも、いいゆめみるよ。おやすみなさい。」