4月23日 高尾の家「北川」に
子どもは、活動の場である上越市牧区高尾に、「集いて高尾実記」での自分と仲間の家をもちたいという思いをもちました。
そして、現在、空いている家となっている3軒のうち1軒の持ち主さんが、その思いを受け止めてくださいました。
北川という屋号のお家です。
その北川に、入りました。
持ち主である平田さんとは、前回、高尾に来て、巡っている中で会っていた子どももいました。
平田さんから、自分の6代前から引き継いできていること、5年2組の子どもが高尾の家にしたいと考えていると聞き、解体しようと考えていたこの家を拠点としてくれることが嬉しかったことなどをお聞きしました。
そして、前回、高尾小学校の石碑を見つけていた子どもが「高尾小学校の校歌を聴いてみたい」「高尾小学校のことを知りたい」と話していたことから、高尾小学校の跡地を見に行った後で、高尾小学校を卒業され、高尾に暮らし続けている太田さんから校歌を聴き、一緒に歌い、高尾小学校についての様々なことを尋ねました。
そして、お昼ご飯を食べ、北川の中や周りを巡ったり、そこで遊んだりして、作文シートを書きました。
最後に、北川の掃除をして、高尾を出発しました。
子どもは、作文シートに
「高尾の家にする北川に入りました。平田さんの話しを聞いてから、高尾小学校のところにいきました。学校がなくなってけっこうたっているから、グラウンドに草などがしょくぶつがはえていました。雪がふって学校がつぶれてしまったそうです。かわいそうです。学校の校歌も歌ってくれたから、リズムはもう覚えました。歌ってもらったかわりに、ぼくたちも校歌を歌いました。高尾小学校の校歌は、明るいし、覚えやすいです。ごはんを食べ終わったら、こわれているところにいき、どこから直すかそうだんしました。ぼくは、次の高尾で、ぼくたちの手でリフォームなどをして、あのへやを直したい!と思いました。だいたい校歌は覚えたから、イベントなどをひらくとき、きっとぼくは歌えると思います」
「高さが結構高くておどろきました。たたみのへやがたくさんありました。おくの方のへやは、床がなくて大丈夫かなと思いました。
この家の持ち主の平田さんの話しによると、約200年前に建てられたようです。江戸時代からたっているなんてびっくりしました。
高尾小学校のグラウンドや校舎が思ったより小さくて、せまくないのかなと感じました。
北川の周りを歩いているとき、ドラムかんがあり、ドラムかん風呂だったのかなと思いました。きれいな花もあってよかったです。また次回も楽しめたらいいです。今度は、リフォームしたり、そうじもきれいにしたりしたいです。しょうじがやぶれていたり、なかったりするところがあったので、新しくはりかえたいなと考えていました。げんかんが3こくらいあったのでびっくりしました。
また今度、近いうちに高尾へ行きたいです」
と書いていました。