ビレッジトーク
ぱちぱちビレッジで火を起こしをしていた子どもが、「畑をやっていない人は、野菜を食べちゃいけないの?」と話すことがありました。そこで、実践道徳で、仲間の考えを聞き合う場をつくりました。
まず、ぱちぱちビレッジで起きた出来事や、仲間に話したいことなどを語り合う活動について、名前をつけることにしました。子どもからは、「ぱちぱちかいぎ」「ほのおかいぎ」「ぱちかい」「ファイヤートーク」などの考えが出ました。最後に、「ビレッジトーク」に決まりました。
子どもは始めに「野菜を給食に出したい」と話しました。すると「ぱちぱちビレッジで焼いて食べるために育てているからそれは違うと思う」と話しました。また、「ビレッジのみんなで食べたらいい」と話したり、「畑をやっている人のごほうびだ」と話したりしました。
ぱちぱちビレッジの活動が始まって2週間が経ちました。これからも、ぱちぱちビレッジでつくったものや場、仲間との活動について、実践道徳の時間に「ビレッジトーク」として取り上げ、話し合いを重ねていきます。子どもは作文シートに次のように書いていました。
「どうとくのことをなんていうかをきめました。ぼくは、ビレッジトークがよかったです。だって村びともかいぎするからです。ビレッジトークになりました。うれしかったです。」
「畑のやさいは畑をしている人だけたべた方がいいと思います。みんながんばってやさいをそだてているのに、くろうしていない人がたべるのはちがうと思うからです。」
「わたしは、ビレッジのみんなでたべるにさんせいです。なぜかというと、畑のやさいいがいで、火をつける人もがんばってるとおもうからです。」
「わたしは、みんなでたべていいとおもいます。りゆうは、ぱちぱちビレッジは2の1のそうぞうかつどうだから、やさいはみんなでたべてもいいとおもいました。」