「やまもり正善寺」スタート
４年１組の創造活動は「やまもり正善寺」です。
正善寺の自然のものを採って食べたり、山の遊び場をつくったりしながら、自然をあじわうとともに、自然と向き合う人ともかかわっていく活動です。
４月１１日、子どもは正善寺を訪れました。折り重なった杉の葉を踏みしめながら山道を登ると、山林が広がっていました。
子どもは、山林に分け入り、木登りや鬼ごっこ、かくれんぼ、生き物探しなどをして、思い思いに活動をしました。
山菜採りに没頭し、「向こうの林の中でゼンマイを見つけた！」と、採れた山菜をどっさりと抱えて林から出てくる子どももいました。
タラの芽取りにもチャレンジしました。タラの木には、トゲがあります。正善寺で生まれ育ち、正善寺の自然に詳しい内田さんから、タラの芽採りの注意点を聞き、軍手で手を守り、安全に気を付けながらタラの芽を採りました。
背の高いタラの木から芽を採るときには、一人が木を曲げ、一人が背伸びをしてタラの芽を採るなど、仲間と力を合わせる姿もありました。
タラの芽は、山の中で天ぷらにしていただきました。
「サクサクしていておいしい」「タラの芽の味と塩がすごく合っていて、おいしい」「苦い味だと思っていたけど、食べたらおいしかった」と、あっという間にタラの芽の天ぷらを食べました。
また、「もっと食べたい」「まだおかわりできる？」と、何度もおかわりをする姿もありました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日は、初めての活動で、初めてのお出かけでした。山菜をたくさん採って、天ぷらにして食べました。おいしかったです。全部で６こか７こ食べました。さいこうにうまかったです。活動名は、『やまもり正善寺』という活動名でした。楽しそうだな～と思いました。私は、今日、楽しかったです」
「今日、正善寺に行きました。アマガエルが４ひきいました。山の中で、コシアブラを93本くらいとりました。お昼ご飯は山の中で食べました。そうめんだったから、天ぷらをつゆにつけて食べたら、すごーくうまかったです。その後、天ぷらを５本食べました。その後、熊野神社にも行きました。湧き水や狛犬がありました。バスにもどるとちゅう、アマガエルを見つけました。けっこういっぱいいたから、ヘビもいそうだなーと思いました」
