ぱちぱちビレッジ
創造活動がこの日スタートしました。子どもは、入学式の後、体育着に着替えて原っぱへ行きました。そこで、三角に立てられた木の棒と、円状に並べられた丸太に出あいました。教師が、その中央に薪を組み、火をつけると、火はだんだんと大きくなりました。火がついて、たき火ができると、子どもは、「ぱちぱちなってるね」と話しました。そこで、子どもは、創造活動の活動名「ぱちぱちビレッジ」を知りました。今年度の創造活動は、原っぱで、火とともにある生活をつくっていきます。
早速子どもは、明日何をしようかと話し始めました。「マシュマロを焼きたいな」「自分でもかまどを作ってみたい」「火がちょっと怖いな」。学級では、子どものやりたいことを大切にしながら、安全に活動していくことを話しました。
翌日、子どもは、家から食材を持ってきました。マシュマロ、ウィンナー、もち、焼きりんご。また、燃やしてみたい物を持って来る子どもがいました。紙、ひのきくず、土器。火起こしは昨日よりうまくいきませんでしたが、徐々に火が大きくなると、自分がやりたいことを試していました。また、子どもは、仲間と一緒にレンガを運び、自分たちのかまどを作り始めました。
子どもは作文シートに次のように書いていました。
「ことしのそうぞうかつどうは、ぱちぱちビレッジです。火を中しんにむらをつくっていくそうぞうかつどうです。あしたマシュマロをもってこようとおもいます。もってきて、やきマシュマロをしようとおもいます。もえるものももってきたいとおもいます。」
「今日、ぱちぱちビレッジ二日目だったよ。今日、かまどをつくったよ。れんがをつかってつくったよ。マシュマロをたべたよ。たのしかったよ。あしたには、もっとでっかいかまどをつくりたいです。」
「きょう、ぱちぱちビレッジをしました。けむりが目の中にはいって目がしみました。マシュマロとおもちをやいてたべたら、すごいおいしかったです。いっしょにやった人は、〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんです。いっしょにやってうれしかったです。すごいおもちとマシュマロがこげました。マシュマロはふんわりだったけど、おもちは、もちもちだったです。」