屋台を解体したよ
2年1組
創造活動
2023/03/14
あいあい屋台のこれからついて話し始めた子ども。
子どもは、「また屋台をひらきたいな」「もっと商品をつくりたいな」と話す一方で、「そろそろ3年生になって屋台とお別れになっちゃう」とも話しました。
仲間の話を聞いてすぐに、「やだ。解体したくない」と話し始める子どもがいました。詳しく話を聞いてみると、「屋台は仲間だ。仲間を壊すことはできない」「これまで、お客さんや商品、店員などの大切な思いが詰まっている」と話しました。しかし、そういう思いがありながらも、家に持ち帰ることや家に置く場所がないことへの難しさと向き合い、悩んでいました。
そこで、同じ屋台の仲間と相談しました。「解体したくはないけれど、次の2年生が困っちゃうよ」「解体した部品を持ち帰ろうよ」「解体しても心の中にはずっと屋台はいるよ」など話しながら、最終的に悩みながらも、屋台を解体することを決めました。
子どもは作文シートに、「屋台をかいたいして、ぼくはやっぱりさみしいです。なんといっても屋台がなくなると、あいあい屋台っぽさが一気になくなりました。今日、屋台につかった木をはこんでいたのですが、その時もさみしいのれんぞくでした。かいたいしていないときでも、さみしがっていました。家ぞくにあいあい屋台でやったことを語っていました。なんでもなくなるのはさみしいものです」と書いていました。