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学級の活動

説明文みたいな物語

1年1組 実践教科活動 2023/02/13

  
物語文や説明文を読む活動をする中で子どもは、「物語は想像したお話。説明文は本当のお話」と考えてきました。
この日、おはなしポケットにおいて仲間がつくった物語を聞き、「説明文みたいだ」と面白さを話す子どもがいました。理由を「本当にあったことだったから」と話しました。この物語は「さよなら やぎさん」という題名で、やぎさんとお別れするとき、牧場の車をみんなで追いかけるという内容でした。それが、実際にあったことを描写していたので「説明文みたいだ」となったのです。しかし、実はこのお話は、やぎさんとお別れする2日前に書かれたものだったのです。それを知って子どもは、「えー!」と驚きの声を上げ、「奇跡だ」と話したり、何か不思議な感覚になったりしていました。

仲間は作文シートに、「○○ちゃんすごいなっておもったよ。ほとんどおなじだったよ、やぎさんとのおわかれとね。ほんとにすごいなっておもったよ。2日まえにかいたからだよ。きいたら、かなしくなったよ。やぎさんにあいたいな。やぎさんずーっとずっとわすれないよ。わすれたくないよ。ブラウン、マックス、スマイル、くわ、ホワイト、みーんなだいすきだよ。」と書いていました。
また、やぎさんとのお別れの日に学校をお休みしていた子どもは、作文シートに「やぎさんのおわかれにいなかったのに、せつめい文をかいていてすごかったです。ぼくはがっこうにいなかくてもよくわかりました。」と書いていました。

子どもが語った物語は次の通りです。
「さよなら やぎさん」
むかしむかしあるところにやぎ5とうがいました。そのなまえは、スマイル、くわ、ホワイト、ブラウン、マックスです。そのやぎたちは、1年1くみがかってました。ブラウンたちは、おうちから出るとゆきがふっていました。くわは、「もう、ふゆになっちゃったね。」といいました。そんなある日、ブラウンたちはかえることになりました。1年1くみは、びっくり。それをきいてやぎのためにえをかいたり、りょうりをしたりしました。そしてかえる日、ふじわらさんが10じにきました。そして、おわかれかいでふじわらさんにありがとうをいって、1年1くみでしゅうごうしゃしんをとって、やぎが車にのってはしったとたんに「まってよ」といっても、もういってしまいました。それでもありがとうといって、みんななきました。