自分たちの仕込んだ味噌で料理
４月に仕込み、完成した５年１組の味噌を使って、料理をつくりました。味噌が完成してから、各家庭に持ち帰り、家族とともに料理をつくって味わいました。つくった料理のレシピをみんなで共有し、そのレシピからつくりたい料理に挑戦しました。味噌汁、焼きおにぎり、味噌ラーメン、味噌じゃが煮、味噌パンのグループに分かれて調理をしました。
レシピを見ながら分量を確認したり、味見をしながら味噌の量を調節したりしていました。出来上がってくると、「いい匂い。早く食べたい」「お腹すいた」と話していました。
料理ができると、できた班から食べ始め、子どもは笑顔でした。焼きおにぎりの班は、おにぎりにぬった味噌が余っていましたが、フライパンで焼いて残さず食べていました。
自分たちがつくったものを学級の仲間や副校長先生、職員室の先生方に食べてほしいと、職員室に届けました。
子どもは、振り返りに以下のように書いていました。
「みそじゃがにをつくりました。味はめちゃうまかったです。だしとしょうゆなどのコクがきいていてはしがとまりませんでした。（中略）やきおにぎりをいいよと言ってわけてもらいました。こめつぶひとつひとつの味が口のなかではじけるようなまろやかな味でした」
「僕たちが作ったのは、味噌汁です。結論から言うと、その味噌汁は温かく甘じょっぱい幸せな味で冬にぴったりでした。具として豆ふ、油揚げ、大根しか入っていませんでしたがそれがまたシンプルでいいのです。味噌本来の味が生きていました。もちろん杉田さん協力のものなので白い糀もきれいにまっていました。あれもまた味噌汁をおいしくみせるものとなっていました。あの味噌汁を食べたら、幸せの味がわかりました」
「食べてみると、みそが甘くてめっちゃうまかったです。味もちょうどよかったです。うますぎてすぐ食べおわっちゃいました。次にほかの班からみそじゃが煮をもらい食べてみました。しっかりみそのあじがしておいしかったです。またみそで料理がつくりたいです。次はほかのレシピでやってみたいです」
「みそしるができたら、ふく校長先生に少しもって食べてみてもらいました。ふく校長先生は、『おいしい』といってくれたのでうれしかったです。（中略）今度、５－１でなにかをつくって、全校のみんなに、食べてもらいたいです」
