学級の活動

視覚障がいがある生活

１２月１４日、視覚に様々な障がいがある３名の方が来校しました。

「来ていただいたら、どんな介助が必要か」と問いかけました。子どもは、以前の活動を振り返りながら、「申し訳ないと思わせない介助」を話題にしました。「心の面を考えたら一人で介助する方がいい」「自分は介助のプロじゃないから、一人で介助するのは自信がない」「安全面を重視するなら、介助は２人のほうがいい」「２人とかでするのは、その人の日常ではありえない」など、それぞれが主張しました。話を進めていく中で、介助は一人、階段など危険箇所にはサポート役として数人立っていることになりました。ただし、サポート役を申し訳ないと思わせないように、話さないことを決めました。

教室まで来ていただき、それぞれの見え方や日常生活で使っている物を紹介してもらいました。

 

活動後の作文シートには、次のようなことが書かれていました。

「つねに『どうしたらいいかを工夫する』と言っていました。いろんな物を工夫していけばそんなにこまらないみたいなことを言っていたので、障がいがあって○○ができないじゃなくて、つねに何かを工夫するという思いをもっていることがすごいなと思いました。それぞれみなさんに共通していることは、視覚障がいだけど、みなさん違う考えをもって生活しているんだなと思いました。」

「３人とも視覚障がいがあるので、玄関までむかえにいきました。そして来ている様子を見ていて、『視覚障がいをもっているのにふつうの速さで階段をのぼれていたのですごいな』と思いました。」

「障がい者のためのサポート道具はたくさんあると思いました。私も道具にまけないように！！」