お別れの絵本「はくちょう」
1年1組
実践教科活動
2022/12/28
お別れの本の中で読んでほしいという声の多かった絵本『はくちょう』( 内田麟太郎作、いせひでこ絵、講談社)を語り聞きました。
このお話は、羽が傷ついた白鳥が小さな池にいて、その小さな池は白鳥を励ましたいが、声を出して届けることができない。そして、白鳥は傷が癒え、大空へ旅立つのだが、池も白鳥と重なるように波立ち、白鳥の形となって大空へ羽ばたくというお話です。
子どもは、「始めの場面から、きつねに羽を傷つけられていたのがかわいそう」と話しました。また、「お堀にも羽が傷ついて飛べない白鳥がいるんだよ」と話しました。そこで、高田城址公園に白鳥を見に行くことにしました。
子どもは、「白鳥さんがんばって!」「フレーフレー白鳥!」と白鳥に声を掛けていました。
また、『はくちょう』を語り聞いた子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「きょうおはなしポケットをしたよ。かなしかったよ。なにがというと、はくちょうのえ本だよ。きつねがはくちょうのはねにかみついたんだよ。でも一つびっくりしたことがあったよ。水がはくちょうになったよ。ほんとにびっくりしたよ。えがきれいだったよ。」