制限をしての学校生活(2日目)
それぞれが身体、視覚、聴覚のどれかに制限をしての学校生活2日目。教室で行う活動だけでなく、高田公園方面まで出かけました。
2日目を振り返り、作文シートには次のようなことが書いてありました。
「2日目は、視覚に制限がありました。1限は外国語です。外国語ではリスニングしかできませんでした。黒板も見えない、テレビも見えないから人の声や音しか聞こえませんでした。初めてつけてみて分かったことが目で情報を80%えていることです。あとどこに書けばいいかとか紙がどこにあるのかが分かりにくいです。視覚障がいの人はこの生活以上に大変なことをしていると思うとすごいと思います」
「わたしは、今日、視覚を制限しました。校外に出かけた5、6限は、自分の記おくとか感覚と現実が違っていて、進むのが怖かったり、曲がるのが大変だったりしました。点字ブロックにも乗ってみたけど、かたちが読み取れず・・・そういうことを体験してみると視覚障がいの人ってすごいなと思いました。今回は、校外に出るとき、視覚を制限している人が2人いたので大変そうで、申し訳なかったです。あと、私の感覚と現実のズレで。やっぱり、車いすの人、○○できててうらやましいな、聴覚に制限がある人、見えていてうらやましいなと思うことがありました。だけど、今回の体験では分からないところもあると思うので、実際に視覚障がい者に会ってみたいです」
「今日は、聴覚を制限しました。1日目の車いすでの生活とは違うものがたくさんありました。いろいろ活動をしてみて、聴覚に制限をしても特に不便なことはありませんでした。ただ、全く聞こえないわけではないので、そこが重要だと思いました」
「今日は、車いす生活をしました。自分は今日の中で体育と散歩の時間が特に大変でした。外国語、移動が大変!教科書もどせず・・・泣。体育、社会、やっぱり移動がきびしいけど、その他特に。算数、問題特に。リレーだけど曲がりづらい、校外、うでがヤバい・・・図工、あんまり問題ない。みたいな感じで、やっぱり車いすだと動きづらくて、やる前とかは『楽しいし、楽そう』なんて思っていたのですが、高田公園へ向かう最中はとてつもなくうでがつかれました。周りには、視覚を制限している人がいて、自分は大丈夫だった教科が不自由だったりして、そっちもあるいみ動きづらいんじゃないかなと思いました」