林富永邸で落ち葉の清掃
１１月８日（火）に、三和区にある林富永邸を訪れました。
林富永邸では、１２日（土）、１３日（日）の秋の一斉公開に向けて、地域の方が清掃活動を行っています。
今回は、地域の方が行っている清掃活動に子どもと参加しました。
子どもは、熊手や竹ぼうきを使って落ち葉を集めていきます。
当主である富永さんが、「邸を管理する中で大変なのは落ち葉拾いです」と語る通り、大量の落ち葉がありました。
集めた落ち葉をどんどんトラックに積んでいくと、すぐに荷台がいっぱいになりました。
落ち葉の清掃の後には、発酵スイーツの「CAFE HAYASHI」を営む酒井さん手づくりのリンゴケーキと甘酒を振る舞ってもらいました。
子どもは、「自分たちも甘酒をつくったけど、酒井さんのつくった甘酒もおいしいな」「このリンゴケーキのレシピが欲しい」などと語っていました。
最後に、当主である富永さん、実際に邸で暮らす酒井さんたちと交流をしました。
「林富永邸を受け継いだ時にどんなことを思いましたか？」
「林富永邸を受け継いでよかったことや大変だったことは何ですか？」
「秋の一斉公開で林富永邸に来るのはどの世代の方が多いですか？」
「富永さんが林富永邸で暮らしていた時にどんな思い出がありますか？」
「林富永邸の一番のおすすめの場所はどこですか？」
子どもは、富永さんや酒井さんたちと話をしながら、様々な思いをとらえていきました。
さらに、秋の一斉公開に向けて「発酵スイーツチーム」が自分たちの試作した甘酒や発酵あんこを食べてもらったり、「動画チーム」が富永さんや酒井さんたちの思いを撮影したりする活動も行いました。
子どもは、林富永邸から戻ってきた後に、作文シートに次のように書いていました。
「今日、林富永邸に行って、秋の一斉公開で必要な情報を集めたり、地いきの人たちと葉っぱをほうきではいたりしてきました。私たちは、ちゅう車場に落ちている葉っぱをそうじしました。始めは落ち葉でたくさんだったけど、３４人全員でやったらとてもキレイになりました。（中略）その後、富永さんと酒井さんご夫婦と話をしました。富永さんは、昔、近くの田んぼや川でチョウセンナブナいう魚をとって遊んだり、夏の時には蚊帳の中に入って家族で寝たりした思い出があると言っていて、やっぱりみんな邸を守りたい気持ちは他の邸とも同じなんだなと思いました」
