屋台にお客が並ぶことについて
2年1組
実践道徳
2022/11/28
子どもは、各学年を屋台に招待したり、全校に開いたりしてきました。その中で、子どもは屋台にお客さんが並ぶことについて自分の喜びであったり、賑わいを感じたり、よい屋台の象徴であったりすると考えてきました。しかし、保育園・幼稚園で屋台を開いたとき、並んでいるお客さんの「待ちくたびれた」の声に応じ、これまで大切にしてきた行列を崩し、誰もが一斉に商品を買えるようにしていた子どもがいました。
そして、「屋台ではお客さんに並んでもらいますか」と教師から問われると、子どもは、「並んでもらわないと誰がやりたいか分からないから困る」「並んでもらうと、お客さんが行きたい屋台に行けなくなってしまう」「一斉に取りに来てしまうと怪我をしたり、けんかになったりするかもしれない」「列ができると後ろで待っていたお客さんがいなくなっていて悲しかった」などと話しました。
作文シートには、「よい店員さんは、おきゃくさんとお話する人です。おきゃくさんと話をすると、なにがほしいかわかるし、ふれあえてなかよくなれるからです」「よい店員さんは、お客さんのいうことをきくではなく、話をきく店員さんです。たとえば、ぜんぶくださいと言われて、いいよと言ったらクビになってしまいます。でも、話を聞かないとお客さんがかなしんでしまうと思います」と書かれていました。