発酵あんこを仕込む
6年2組
創造活動
2022/10/18
発酵スイーツづくりの活動を続ける中で、子どもから砂糖を使わない発酵あんこをつくってみたいという声が出てきました。
そこで、小豆と米こうじと水を使って発酵あんこを仕込む活動を行いました。
材料は小豆200g、米こうじ200g、水600㎖です。
米こうじは、林富永邸の「CAFE HAYASHI」でも使われている丸山酒造場の米こうじです。
まずは、小豆を水で洗って、鍋に入れて沸騰させます。
沸騰させてゆで汁を捨てることで、小豆の皮に含まれる渋みなどを取り除いていきます。
次に、小豆を炊飯器に入れてお粥炊きモードで炊飯します。
炊き上がったら60℃前後になるまで冷まします。
冷まし終わったら米こうじを加えてよく混ぜます。
子どもは、甘酒をつくった時にも米こうじを加えた後によく混ぜたことを思い出し、どの班も念入りに混ぜていました。
最後に、炊飯器を保温モードにして8~12時間程度発酵させます。
発酵させた後に、フードプロセッサーやしゃもじで小豆を潰すと発酵あんこの完成です。
子どもは作文シートに次のように書いていました。
「ぼくは、今日、発酵あんこをつくりました。小豆を発酵させて、まずあんこをつくります。小豆をあらったりして、炊飯器で発酵させました。つくり方が少し甘酒をつくった時に似ているような気がしました。あんこができるのは1日かかります。1日経つと発酵したのか、かなり水分が減っていたので、あんこが少ないような気がしました」
「あんこをつくるのは難しいのかなと思っていましたが、手順は簡単でした。でも、時間がすごいかかりました。出来上がった時には、米こうじがあとかたもなく消えてて、不思議でした。あんこがすごいやわらかくなっていたので、おいしそうでした」