9月8日 2回目の陶芸
子どもは、5月末に和楽窯の山岸丈訓さんと陶芸をしたときや、6月末に焼き上がったものを受け取ったときに、すぐに2回目をしたいと話していました。
染工やガラス工芸をしたり、山岸さんとスケジュールを調整したりして、2学期の始めに行うことに決めていました。
2回目は、前回と同じように手びねりに取り組む子どもと、新たに板づくりに取り組む子どもがいました。
手びねりに取り組む子どもは、山岸さんから粘土の塊を受け取ると、すぐに玉をつくり、指で穴をつくり、ひろげていきました。
「前より、うまくなってる」と話している子どもがいました。
また、「今日は、調子が悪い」と話していた子どもは、しばらくして、「やっと調子が出てきた」と話していました。
板づくりに取り組む子どもは、山岸さんから粘土の板を受け取り、つくりたいマグカップの深さに合わせて板を切っていきました。
アルミ缶を型にして、それに巻き付け、板から底の部分を切り取ってつなぎ合わせていきました。
取ってをつける子どもは、つなぎ目をならしていました。
竹串で模様を描く子どももいました。
子どもは、作文シートに「今日、山岸さんと陶芸をしました。私がつくったのは、コップとお汁のおわんです。とってもむずかしかったです。陶芸は、むずかしいけれど楽しくて、むずかしいからまたやりたくなる、そんな気になる工芸だとわかりました。届くのがとっても楽しみです。われていないかはとってもとっても心配です。われていないと信じたいです」、「今日つくったのは2回目のコップです。前回つくったコップは失敗でした。今日はがんばってつくりました。すごく時間がかかりました。時間がたっぷりあったので、完成しました。コップはむずかしいので、ぐちゃぐちゃになったこともありました。でも、ちゃんとしゅうせいして、くずれないようにしました」、「今日つくったのは、コップと大皿です。前回は、中皿と茶わんでした。大皿は、前回、大皿でつくったはずが、焼いたときにけっこう小さくなり中皿になってしまったので大きいお皿をつくるリベンジをしました。コップをつくるときにどうしても茶わんみたいになってしまいました。何回も形をととのえてやっと形になりました。前回は丸いお皿だったので、四角いお皿にして、けっこうアレンジしたようになり、前回とはちがう感じになったと思います。前回より大変だったので、いい作品になっていると思います。もしできるなら3回目の陶芸もしたいです」と書いていました。