学級の活動

５年生に屋台を開きたい

子どもは、１学期に招待できなかった５年生に屋台を開きたいと願っています。招待する５年生のことを思い浮かべながら、「楽しいゲームにしたい」「大人っぽい商品にしたい」「商品をずっと大切にしてほしいからキーホルダーにしたい」「見えないところまで飾り付けをしておしゃれにしたい」と話しながら商品をつくりました。

いよいよ５年生を屋台に招待する日。しかし、その日は台風の影響で朝から強風です。子どもは、屋台を開きたいという思いが強くありながらも、本当に屋台を開いていいのかと葛藤している様子がありました。子どもと話し合い、悩みながらも最終的に延期することに決まりました。

子どもの作文シートには、「わたしたちも５年生もたのしみにしていた屋台。５年生のみんなは時間をあけてくれていたとおもうけれど、台風でえんきになったので、５年生にもうしわけないきもちが大きいです」「えんきにすることにこうかいはありません。もし、今日ひらいていたら、屋台がたおれてしたじきになるとけがをして、えんきができなくなるからです。わたしは、それはぜったいにいやです。今日にむけてがんばってつくったしょうひんがとんでいっちゃうのもかなしいからこうかいはありません。ちなみに、ちゅうしにはぜったいにしません。ぜったいにです」と書かれていました。