坂野さんからの提案
これまで何度もかかわってきた「ふふふのお店」の坂野健一郎さんが、9月2日(金)に来校されました。前回、これからのぱらまちアプローチで書かれた自分で、自分と仲間でしていきたいことを書いた作文シートを見た坂野さんから、「ぱらまちアプローチで、みんなが考えたことや学んだことを多くの人に見てもらう場をつくってみませんか。ふふふのお店の隣が今使われていないから、その場所を使えるし」と提案がありました。障がい者芸術を普及し、多くの人にその魅力を知ってもらおうとイベントを企画したり、全国を飛び回っていたりする坂野さんからの提案を聞き、子どもは作文シートにその思いを書きました。
「わたしたちが今までやってきた活動をみんなに教えて、私も前にあった『かべ』みたいな物を他の人にもあるのかもしれないので、それをなくすような展覧会をしたいです」
「たくさんの佐藤アートや英字新聞の作品をたくさん作って、障がい者の方がこんなにすごいことができるということを色々な人に知ってもらえばいいなと思いました」
「おもしろそうだな~と思いました。自分の個性を生かして、展示したりするのはすごくいいと思います」
「坂野さんからの提案を聞きました。すごそうだし、もっと障がいがある人のことを知ってもらえると思うのでいいなと思いました」
「ふふふのお店のとなりをつくるのも、イベントをつくるのも、坂野さんと佐藤さんと一緒にやりたいです。(坂野さんにいろいろ教えてもらったり、佐藤さんと一緒に働いたりするために!)」
提案と共に、障がいがある人の感性からつくられる芸術作品やその魅力についても話していただきました。
動画を見た子どもは次のようなことを作文シートに書きました。
「今日は、坂野さんから聴覚障がいや知的障がいについて聞きました。聴覚障がいの人たちが、太鼓をたたいていて、そういうのを聞くと、毎回本当にすごいと思います。でも、それがふつうなのでどうとも思わないかもしれないのも、すごいと思いました」