本当にかかわったから
夏休み期間中に行われたつくし工房主催の「ひまわりマルシェ」、謙信公武道館で開催された「シンコースポーツ杯第1回ボッチャ大会」に参加する子どもがいました。
1学期最終日の作文シートに次のようなことを書いている子どもがいました。
「はじめは、障がい者とかかわることなんてしたことがなかったし、なんか同じ人なのにかべ?みたいなものがありました。けど、パラスポーツのボッチャをしたり、佐藤アートをして、とても楽しいし、新しい思いがあるような感じになりました。だから前は思いこみでかべをつくっていたけど、今度からはもっとかべをつきやぶっていければいいなと思いました」
この作文シートを紹介すると、「自分も」と話し始めた子どもが、「なんか自分たちと考え方が違うと思っていました」と続けました。また、「自分は、壁があるとかないとかはっきりとは言えないけど、なんかうっすらとなんかあるというか・・・でも、本当にかかわったら、それもなくなった」と話す子どももいました。「本当にかかわる」とはどういうことか聞くと、「直接会って、話したり、なんか一緒にしたりすることかな」と答えました。
活動後の作文シートには、次のようなことが書いてありました。
「いろいろな障がいがある人とかかわりたいです。障がいによって、大変さがちがうから知れるきっかけになると思うからです」
「たくさんの障がいがある人とかかわっていけば、大変さを知れるのではないかと思います。これは予想ですが、すごく大変な生活をおくっていると考えています。車いすの人なら、段差があると大変だし、耳に障がいがあれば、字まくなしだと大変だし、その障がいによって大変さがちがうからです」
「私は、これからのぱらまちアプローチで障がいがある人の気持ちを体験してみたいし、前の花植え作業のときもやっていたけど、共同作業とか、一緒になにかやってみたいなあと思っています。それと、もっといろいろなことを話して障がいがある人についてもっと知りたいし、また別の人ともかかわっていきたいし、とにかくやりたいことならたくさんあります!」