チャコが枝豆を食べちゃった
2年生のから、「チャコが3年生の畑で野菜を食べてたよ」と聞き、すぐに原っぱへ行きました。
柵のドアが空いていて、チャコが柵の外に出ていました。
3年1組の畑を見に行くと、枝豆が食べられた跡がありました。
「ドアが空いていたからチャコが出てきて食べちゃったんだ」と話しました。
チャコを一旦原っぱの柵へ連れて行き、教室に戻ってこのことについて話し合いました。
子どもは、
「昨日の夕方からドアが開けっぱなしだったよ」
「反対側のドアから入ったから気付かなかったんだ」
「枝豆がだめになっちゃったから、3年生に謝らないといけない」
と話しました。
「いけないことだって分かるようにチャコをちゃんと叱らないとだめだと思う」という意見に対し、
「チャコが悪いんじゃない。開けっぱなしにしていた自分たちが悪いんだよ」と話す子どもがいました。
そして、
「謝っても許してくれないかもしれないし、怒られるかもしれない」
「ちゃんと話せば3年生もいいよっていってくれるかもしれない」
「おこられるかもしれないけど、ちゃんとあやまらないといけないと思う」
「チャコはしゃべれないし、みんなののりのりランドなんだから、全員で行った方がいい」
などと話す中で、みんなで3年1組に謝りに行くことにしました。
4時間目の始めに3年生教室に行き、
「チャコが枝豆を食べちゃってごめんなさい」と3年1組の子どもに話しました。
3年1組の子どもからは、「また育てるから大丈夫だよ」「畑の周りのネットはチャコが倒したんじゃなくて、前から倒れてたんだよ」「倒れてたネットをそのままにしてたのは自分たちだから」と話されました。
「ドアを開けっぱなしにしていたのがいけなかったから、今度からはちゃんと閉めるようにする」と伝えて教室に戻りました。
子どもは作文シートに、
「きょう、チャコが3ねん1くみのえだまめをたべちゃったよ。チャコがえだまめをたべちゃったのははらっぱのさくのどあがしまっていなかったから。でも、いつもおさんぽをするときはいつも3ねん1くみのえだまめのちかくにはちかづかないけど、おさんぽのときはりいどをひっぱってるし、おさんぽのときはいつもくるまにおんがくをかけてるからチャコはついてくるから、りいどとかくるまがないとチャコはへんなところにいっちゃうんだとわたしはいまきづきました。」
と書いていました。