つくし工房で施設作業
つくし工房で施設を利用している人がどのような作業をしているか、4つの事業所に行きました。
「つくし工房で働いている人に話を聞いてみたいですし、また、その仕事を体験できるということが楽しみです。でも、つくし工房で働く人と一緒に仕事を体験するいうことは、少し心配です。まだ、人見知りだし、どのような方なのか、どのような障がいがあるのか、そして、ぼくがその方々とうまく接していけるか。それが心配です」
期待と不安を事前に作文シートに書いている子どもがいました。
当日は、4つの事業所で行われている様々な施設作業を利用者の皆さん、施設職員の方としてきました。
エコバックづくり
点字名刺づくり
パンづくり
喫茶作業
上越市指定ゴミ袋の検品・袋詰め
タオルたたみ
製菓の包装
箱の組み立て
学校に戻り、つくし工房でつくられているパンやひまわり製品を食べました。
活動後の作文シートには次のようなことが書かれていました。
「自己紹介のときに、『障がいがあるのかな』と気付かないくらい、みんなふつうにしていて、なんだか、佐藤さんに似ている?なーと思いました。ふつうに話せるようになりたいと書いたけど、それができたんじゃないかなと思います。今日は、すごく楽しかったです」
「(製菓の封詰めの作業について書く)意外と簡単なことで、楽だったんですけど、これを朝とか昼とかにず~っとやっていたらつかれるだろうなと思いました。時間があいたので、『お茶会』をしました。みんなでしりとりをしてふれあったり、とても楽しかったです」
「(喫茶作業について書く)私がやったのは、これで全部なので、働き方は、変わらないと思います。(喫茶店)は木曜日と火曜日があいているので、また今度食べに行きたいです」
「作業をしている部屋に入ったときにめっちゃ静かに仕事をしていたので、そんなに静かによくできるなと思いました。理由は、仕事は話しながらやっているイメージがあるからと思っていたし、話しながらのほうがはかどると勝手に思いこんでいたからです」
「障がいは人それぞれだし、障がいによって関わり方が違ってくるんだということが分かったので、次回はそこを踏まえて関わりたいなと思いました」