よりびと号がたおれた
子どもは、1学期に木の電車「よりびと号」をつくりました。
全校の仲間をよりびと号に乗せたいという思いをもった子どもは、よりびとステーションの時間にまずは学級の仲間を乗せて、よりびと号を運行することを楽しみました。

そんな中、9月19日、事件は起こりました。
いつものように仲間を乗せて、よりびと号を走らせていると、曲がり角を曲がったときに、よりびと号ごと倒れそうになりました。
よりびと号を運行していた子どもは、大急ぎでよりびと号を支えました。
タイヤが1つ外れたのです。

その後、広い場所へよりびと号を移動させ、倒してみました。
すると、子どもは、他にもタイヤにつけていたボルトが緩んでいたり、ボルトが外れてしまっているタイヤがあったりすることに気付きました。
子どもは、「ボルトが緩んでいたから、タイヤが外れたのか」「だから点検って大事なんだね」と話し、すべてのタイヤがをしっかりとつけ直しました。


子どもは、この日の作文シートに次のように書きました。
「よりびと号が転倒しました。自分は見ていたし、運転していました。事こが起きたとき、2人のっていて、定員の6人をオーバーしていたわけでもないけど、急にかたむいて『あっ』とおもいました。だけど、のっていた人がすばやく外にでたので、けが人0だったので、よかったです。とりあえず運休して、人をのせないで運転してからがいいとおもいます」
「今日、よりびと号をはしらせていたら、タイヤが、はずれて、バランスをとるしかなくなりました。そして、なおすけど、三つタイヤをなおさなきゃいけなくて、よりびと号がかべにぶつかってタイヤがはずれました。直すのもたいへんだし、そこからまたそういう、こわれるとかあったら、たいへんだから、くふうすればいいのかなって思います。やっぱり、電車は電車だから、一つでもこわれれば、だめなことになって、たいへんだから、せつびのてんけんを考えながら、やんなきゃいけません。そのことを今日、やっと知りました」





 






