とことこランドをアップグレード
始業式の日、ミミとショコラが「とことこスポット」に戻ってくる前にしたいことを話す時間をとりました。
その中で、次のような子どもの会話がありました。
「とことこランドをアップグレードしたいんだけど、どうかな」
「アップグレードって何?」
「新しくするってことじゃない?」
「なんかつくるってことでしょ」
「そう!ミミとショコラのへやをつくったり、柵に色を付けたり」
「確かに。ミミとショコラも喜んでくれそう。とことこランド、レベルアップだね」
子どもは、ミミとショコラと共に過ごす場の一つである「とことこランド」をミミ、ショコラにとってよりよい場所にしたいという願いをもちました。
その後、子どもは、とことこランドにつくるもの、色付けしたい場所、そこ使う色の意味などを話し合い、とことこランドのアップグレードを始めていきました。
柵の色は、ミミ、ショコラに喜んでほしいと、ショコラのリードの青、ミミのリードのピンク、とことこスポットのオレンジを使うことになりました。
※色付けは、ミミとショコラがとことこスポットに帰ってくる前にしています。
ミミとショコラの部屋がほしいと話した子どもは、とことこランドの中に、新たに仕切りを作りました。
子どもは、作文シートに次のことを書きました。
「ミミとショコラがかえってくるまえにとことこランドのさくをいろづけしたよ。おかえりのはたをつくってミミとショコラをよろこばせるよ。よろこんでくれるといいな。あと、とことこランドをアップグレードするよ」
「(前略)わたしは、さいしょとことこスポットのおはなしをしたけど、さくにかべをつけるといろづけができなくなっちゃうとおもうよ。あと、ドアにベルをつけたほうがいいとおもいます。りゆうは、ミミとショコラがはいってきたのもわかるし、ミミとショコラがだっそうしたのもわかるからです。あと、ベルをいっしょにかみでつくったハートとかほしをつくりたいな。りゆうは、かわいくてミミとショコラがよろこぶとおもうからです」
「ミミとショコラは、はなれるとすぐにはしったりしんぱいしたりするから、ミミとショコラのおへやはわけないで、ミミとショコラのおへやをいっしょにしてミミとショコラをしんぱいさせないようにしてあげたい。ミミとショコラのおへやはおなじばしょに、ちょっとちいさいおへやをつくりたいよ」