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学級の活動

西野谷を離れた方とかかわる

5年1組 創造活動 2025/07/24

子どもは、久しぶりにMAHORA西野谷を訪れました。MAHORA西野谷では、いつもお世話になっている丸山さん、蔡さんの他に、木村さんもいらっしゃいました。木村さんは、今はMAHORA西野谷として使われている古民家で、元々暮らしていた方です。丸山さんは、約100年前に粟立山が崩れ、集落の半分が土砂に埋まったこと、長い年月をかけて集落を復興させた歴史があることなどを教えてくださいました。木村さんは、親から受け継いだ古民家を大切にしながら使って暮らしていたこと、家庭の事情があって、今でも『西野谷が大好き』と思っているけれども、西野谷を離れて別の場所に住んでいることを話してくださいました。子どもは、今まで知らなかった西野谷の一面にふれ、ときどき、シーンとなりながら耳を傾けていました。蔡さんは、かりんとう饅頭や、出身地である台湾のお茶を出してくださり、子どもは和やかな雰囲気でおいしく味わったり、MAHORA西野谷の中の好きな部屋で過ごしたりしました。


MAHORA西野谷のすぐ脇に笹が群生している所がありました。丸山さんに聞いた笹寿司を作るため、土地の持ち主の許可を頂いた上で、よさそうな笹を選んで採りました。

MAHORA西野谷に戻ると、畑へ。春に荒れていた畑を拓くところから始めましたが、きゅうりなどがよく実り、たくさん収穫できるようになりました。

子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、MAHORA西野谷で、木村さん、蔡さん、丸山さんに話を聞きました。その話では、古民家の名前や『山のげ』という事件などの話を聞きました。西野谷に着くと、丸山さんに出会い、笹ずしの笹を採ることになりました。笹は、葉の表面がうすい色で、大きいやつを採るといいそうです。1人5枚ずつ採りました。なかなか探すのが大変だったけど、それでこの笹を使って、笹ずしが食べられることを考えて、がんばりました。(中略)話を聞き、『山のげ』事件の話にうつり変わりました。『山のげ』というのは、100年ぐらい前の話で、粟立山であったそうです。雪が積もり、くずれ、家がへったそうです。『そんなことがあったんだ・・・』と少しシーンとなりました。でも、知れてよかったです」

「今日、『ものがたる西野谷』の活動で、西野谷に行きました。この前行ったMAHORA西野谷で、木村さんという方と丸山さん、蔡さんにお話を聞きました。蔡さんは、質問に答えてくれたり、かりんとうまんじゅうやお茶を出してくれました。木村さんと丸山さんは、130年ほど前に家が流され、西野谷から家や人が少なくなったことや、イベントの話もしてくれました。いい人ばかりと言っていましたが、その通りだなと思いました。西野谷に人が増えるといいです」