実践音楽科「ワンピクチャーサウンド」
3年1組
実践教科活動
2024/11/24
実践音楽科「ワンピクチャーサウンド」の活動で、子どもは、1枚の絵を表す音楽をつくりました。
子どもは、タンブリンやトライアングル、ウッドブロックなど様々な打楽器を鳴らし、打楽器の音色をあじわいました。トライアングルは、持ち方や鳴らし方によって音色が変わることに気づき、音を伸ばしたり、細かく鳴らしたりして仲間と楽しみました。
そして、ピーター・スピアー作「雨、あめ」の中の1枚の絵に出あった子どもは、絵の様子が表れるような音楽をつくりました。
すずとタンブリンで雨が降る様子を表し、2つの楽器のリズムに重ねるようにカスタネットで異なるリズムをたたき、子どもが走る様子を表しました。様々な楽器を重ねたり、異なるリズムを組み合わせたりしながら、1枚の絵を表す音楽をつくることができると感じた子どもは、もっといろいろな絵の音楽をつくりたいと思いをもちました。
子どもは、植物がどんどん大きくなり、花が咲く様子を表すためにどのような楽器の音色が合うかを仲間と相談したり、楽器を鳴らす順番や組み合わせをつくったりしました。つくった音楽を仲間と演奏する中で、子どもは「ずっと同じ大きさじゃない方がいいかも」と話しました。そこで、強弱をつけて、どんどん大きな音で演奏するようにし、音楽に変化をつけました。子どもは、「いい感じにできた」と話し、強弱をつけることで、音楽に変化がうまれることをとらえました。
子どもは、様々な絵に描かれているものや様子をとらえながら、1枚の絵を表す音楽をつくりました。