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学級の活動

やぎさんとのお別れする日を知って

1年2組 創造活動 2024/11/13

10月中旬から、木々の葉っぱが散り始めたり、もりもり食べていた蔓の草がなくなったりして、子どもは冬もやぎさんが学校で生活できるのかを気にしていました。
子どもは、やぎさんが食べるものがなくなってしまうのを心配していました。そこで、冬用のご飯に残してあげたいと、集めた草や持ってきた野菜を使って冬用のご飯づくりにチャレンジしました。しかし、数日過ぎると傷んでしまい、子どもは残念そうに処分しました。
子どもは、雪が降ることも心配していました。雨が嫌いで外に出たがらないことや、これまでに雨の中で外にいたことで下痢になったことなどを思い起こしながら、雪が降ったり積もったりしたら、ずっとお部屋で生活するやぎさんがストレスを感じてしまうのではないかと悩んでいました。
そして、学校でこのまま生活するのと、スエトシ牧場の藤原さんのところへ帰るのと、どちらがだいチョコ、チョコ、ミルク、ミルクティーにとっていいのか考えてきました。

11月7日(木)、やぎさんと出会った4月16日からおよそ6ヶ月、もうすぐ7ヶ月になることを振り返りました。
子どもは、だいチョコもチョコもミルクもミルクティーも大きくなったことや、もうすぐ1歳の誕生日を迎えること、ミルクとミルクティーはよくくっついていることなど、4月から変わってきたことや今の様子、これからのことを話しました。

もうすぐ12月になり、2学期も終わることが話題になったところで、教師からやぎさんとのお別れの日が2学期末に決まったことを知らされました。
子どもは、「別れがさみしい」「もう少しいっしょにいたい」「誕生日をお祝いできない」「今までいっしょにいたから、お別れはさみしい」などと、お別れすることに対するさみしさ、悲しさを話しました。
しばらくして、子どもは「お別れの日までにたくさんご飯を食べさせてあげたい」「やぎさんの自由にしてあげたい」などと、お別れする日までの生活でやぎさんにしてあげたいこと、一緒にしたいことを話し始めました。

その日のるんるんやぎランドでは、やぎさんを柵の外に出してあげ、やぎさんの好きなところで草を食べさせてあげたり、行きたいところに一緒に散歩してあげたりする姿がありました。「やぎさんの自由モードだよ」と言ったり、「やぎさんは草のお掃除屋さんだからいっぱい食べるんだよ」と言ったりしながら、やぎさんの隣でニコニコしている子どもは、やぎさんとの今の時間を楽しんでいるようでした。そして、4月と比べて、やぎさんとの距離が近づき、子どもからもやぎさんからも近づき、その暖かさを感じていました。

作文シートには、次のようなことが書かれていました。

「やぎさんとのおわかれの日がきまりました。それをきいて、さみしいとおもいました。りゆうは、いままでのるんるんやぎランドのとき、いっぱいあそんで、4月16日に、あって、スエトシぼくじょうのふじわらさんと、であって、だいチョコ、チョコ、ミルク、ミルクティーとあえて、さいしょは、こわくて、リードももてなかったけど、なれてきて、やぎさんのこと、すきになって、そして、やぎさんとのおわかれは、さみしいです。(中略)おわかれをするまえに、ごはんつくったり、リードをもったり、おそうじしたり、いろいろのことをしてあげて、おわかれの日が、くると、とってもさみしいです。いままでのしゃしんも、やぎさんのためにのしゃしんで、しゃしんだけじゃダメです。ミルクと、ミルクティーと、だいチョコと、チョコにあえればうれしいです。ベッドとかごはんばことか、しおとか、みずとか、いろいろなやぎさんがつかったものが、いっぱいあって、ものだけじゃ、いやです。りゆうは、やぎさんのかおとかがみたいんです。だから、おわかれは、さみしいです。でも、かえさないといけないことがあるから、かえすことになるんです。でも、やっぱりいてほしいです。」

「やぎさんとのおわかれの日がきまりました。それをきいて、わたしは、やだです。わたしは、やぎさんのみんなに、ケーキをつくってあげたいです。やぎさんとのおわかれの日は、12月23日です。いまでもわたしは、やぎさんといっぱいおもいでができたとおもいます。やぎさんにかんしゃしています。やぎさんがいてたのしいことがふえてうれしいです。(中略)やぎさんとのおわかれは、あともうちょっとだからそれのなかでもうちょっとおもいでができるとうれしいです。やぎさん4とうがいなくなってもわたしは、やぎさん4とうのみんなをわすれません。おわかれのときがきたらわたしは、なくとおもいます。やぎさんのおわかれをもうちょっとながくしてほしいです。でもいつかぜったいにかえさないきゃいけないとわたしは、そうおもいました。」