寝る小屋の掃除について
夏休みが明けてから、帰りの前のいきいきタイムの時間にミケやメロンを寝る小屋に入れられないことが何回かありました。いきいきタイム中に掃除を終え、ミケやメロンを入れた時に床がまだ乾いていないために少し脚を滑らせてしまう姿を目にしました。また、いきいきタイム中にミケやメロンを寝る小屋に入れられない姿を見て、かわいそうに感じたり、寝る小屋に戻りたいと考えたりしてきました。
教師から「寝る小屋の掃除はやってくれる人にまかせればいいですか」と問われた子どもは、「活動の時間が短くなってミケやメロンをかわいがれなくなる」「掃除している人はミケやメロンとかかわれない」「掃除が終わらなくてミケやメロンが寝る小屋に入れられない」「ミケやメロンは寝る小屋に行きたがる」などと話しました。ミケやメロンが言っていることを考えた子どもは、「ミケやメロンは『入れてほしい』『かりかりやほしくさを食べたいよ』って言ってると思う」と話しました。話していくと朝の時間の話になりました。朝の時間に遊んでいる子どもは、「サッカーしたい」「仲間と遊びたい」と話しました。それを聞いた子どもは、「今しかお世話できない。サッカーは6年生になってもできる」と話しました。
さらに、教師から「ミケとメロンは掃除してくれる人を覚えていると思いますか?」と問われた子どもは、「掃除もだけどかかわってる人は覚えていると思う。例えば、日陰をつくったり、クローバーをつくったりしていることは分かる」「嫌なことをする人は覚えない」「ミケやメロンは掃除するところを見ていないから覚えていない」と話しました。また、「掃除やご飯の準備をするとミケやメロンは喜んでくれる」と話す子どももいました。
この日の作文シートには、次のようなことが書かれていました。
「ミケとメロンはそうじするひとをおぼえてくれているとおもいます。ねるこやのそうじをしてくれてるひとだけじゃなくてブラッシングとかミケとメロンにかかわってるひとは、おぼえてくれてるとおもいます。ミケとメロンにやさしくしてくれてるひともおぼえてるとおもいます。やさしいひとは、かまれたりとっしんされたりしないとおもいます。ぼくもやさしいから、とっしんされたりかまれたりしたことがありません。ミケとメロンがやさしいときのたったかまきばは、すごくたのしいです。ミケとメロンがやさしくなってくれるほうほうは、たったかまきばのじかんにブラッシングをしてあげたり、そうじをする、なでてあげたり、そうじをしたり、ごはんをあげたり、そういうことがミケとメロンがやさしくなるほうほうです。」
「ミケとメロンはそうじするひとをおぼえてくれているとおもいます。なんでかというとミケとメロンおせわのときいつもそうじをしてくれているひとがいるからミケとメロンがはいれます。わたしははさみでのこぎりそうをとっています。まえはミケとメロンといっしょにねるこやへいっていました。わたしはあさ10ぷん5ふんのこっていることがあります。だけど5ふんのときはじかんがあんまりなくていけなかったり10ぷんのこっているときはあそびたいこととかいっぱいあってねるこやのそうじにいきませんでした。わたしじゃないねるこやのそうじをしているひとはミケとメロンどっちともリードをつけたりミケとメロンがおこったりしないからそうおもいます。」
「ミケとメロンはそうじするひとをおぼえてくれているとおもいますか。おもいません。りゆうはそうじだってみられるとはありえないとおもいます。それからぼくはかわいがるのもだいじだとおもっています。だからぼろとりがだいじだとはありえません。」