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学級の活動

捨てることについて

3年1組 実践道徳 2024/06/25

子どもは、これまでの「じょうえつ農彩便」の活動で、秋山農場さんの秋山さんとかかわり、新鮮なおいしさを味わってもらうために朝5時から収穫していること、高価なビニルハウスを買って、おいしい野菜をつくっていることなどから、秋山さんが愛情をこめて野菜をつくっていることをとらえてきました。そして、秋山さんの畑で収穫した野菜や、あるるん畑で買った野菜や果物を使って料理をし、味わうことを繰り返してきました。

一方で、実際の料理では、まだ食べられる部分を捨ててしまったり、料理を食べ残したりしている姿がありました。
そこで、創造活動での活動を基に、実践道徳の時間をつくり、捨てることについて仲間と考えました。
子どもは、「料理のときに、食べられない部分を捨てるのは仕方ないけど、皮を使って料理をすることもできる」「食べるときに、捨てるのは仕方なくない。食べきれる分だけをつくった方がいい」「どうしても食べられないときはあるけど、捨てたら、農家さんたちの野菜や頑張りを捨てることになる」「農家の人も、野菜も悲しむ」などと話しました。

子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、『すてることについて』話し合ったよ。僕は、すてるのはだめだと思うよ。だって、食べられるのにすてると、野菜がもったいないからだよ。あと、農家さんががんばって育てたから、すてない方がいいと思ったよ」

「今日の話し合いで分かったことは、農家さんがつくった野菜で料理したのをのこすのは、農家さんがお金をかけた野菜なのに、のこすのは農家さんにとってもしつれいだと思いました。だから、農彩便でつくった料理は、のこさない方が、農家さんにとって、とてもうれしいと、私は思いました」

「今日、『じょうえつ農彩便』で、すてることについて話しました。秋山さんは、どういう気持ちで野菜や果物を作っているか、みんなと考えました。秋山さんは、愛情・心をこめて野菜をつくっていることが分かりました。料理の時に捨てちゃうのは、ヘタとか、いたんでるときとかだと思いました。すてると、農家さんたちのがんばりがむだになるし、お金をすてているのと同じ、かんきょうにもよくないことが分かりました。今日も楽しかったです」