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学級の活動

5月30日「高田本町商店街で店を開く」

6年1組 創造活動 2024/06/02

5月30日、高田本町商店街で出店活動を行いました。4月上旬、「商店街で私たちも店を開くことはできないのかな」と話した子どもがいました。一方で、「それって、私たちが勝手にやってもいいことなの。商店街の人はどう思うのかな」「店を開くことの目的が必要だと思う」と話した子どももいました。

そこで、4月の中旬、「商店街で私たちが店を開くことをどう思いますか」と商店街で店を営む方々へ話を聞きに行くことにしました。商店街の方々からは「商売は難しいことだよ」「みんなが商店街で何かを一生懸命しようとすることは全力で応援するよ」「昔のように歩く人の肩がぶつかるくらい、にぎわいがあったらうれしいな」といった話を聞きました。話を受けて、「人が本当に来てくれるのか、自分たちに店をすることができるのかといった心配もある。でも、私たちが商店街で店を開くことが商店街のにぎわいにつながったらいいな」といった子どもの声から、今回の出店活動に至りました。出店当日は、ハンカチ、ミサンガ、レジン、キーホルダーなどの小物を販売しました。高田本町商店街にある店のうち、自分たちがおすすめしたい店をピックアップして案内する子どももいました。お店に来てくださった人に今回の出店についての感想を聞いたり、アンケートにこたえてもらったりしました。

31日、高田本町商店街での出店活動を振り返りました。子どもは、「自分が作った物が全て売り切れてうれしかった。もっと種類を増やしたいな」「お店案内に来てくれた人から『こんなお店があるなんて知らなかった』と言ってもらえてうれしかった。今度は、お客さんの希望に合わせた店案内ができるようにしたい」と出店活動の手応えや今後の期待について話しました。一方で、「自分たちの店はにぎわったけれど、商店街の端の方は全然変わってなかった」「店をやるのであれば、商品も接客もっとこだわりや真剣さが必要なんじゃないかな」「お客さんと全然おしゃべりをできていないし、商店街になじめていない」「商店街をにぎやかにするということを達成できていない気がする」と話す子どももいました。

その後、「今後のおもむく商店街で私たちとよいこがしていくとは何か」について、一人一人が考えました。以下は、活動後の作文シートの記述です。

「『通ったから来てみた』って人もいれば、『知ってて来た』という人もいて、どっちもうれしかったです。商品も『これ、かわいい』と言ってくれてうれしかったです。・・・(中略)・・・その他に、もう少し宣伝を頑張ったり、お客さんとのコミュニケーションが商店街では大切だと思うので、もう少し商品の説明をしてみたいと思いました。あと、新しい商品を増やしたり、出張して商店街の商品を売ったりするのもいいなと思いました。今回のことを次に生かせれば、商店街はにぎやかになるんじゃないかなと思いました。」

「出店はとても楽しかったです。売り切れたこともうれしかったです。家の人が来てくれたこともよかったけど、これをきっかけに通ってくれるとうれしいです。・・・(中略)・・・これからは、レポートをやりたいです。レポートをすることによって、私たち自身も商店街を知るきっかけになると考えました。チームになって調べて、お店の手伝いも一緒にできたら、みんながやりたいこともできると思いました。」

「今回の店を開く目的は、『商店街をにぎやかにする』なのに、商店街の店で買い物をするという目的の人が少ないように感じたし、店を開いて一時的ににぎやかにしても、目的の『商店街をにぎやかにする』には、ほど遠いと思いました。あと、店めぐりは、そのお店を知っている店主さんにも紹介を手伝ってもらえば、より伝わると思いました。今後は、みんながお客さんの要望に本気で応える姿勢を表さないと、店は絶対に無理だと思います。あと、店めぐりは工夫して伝えるようにしたら、絶対ににぎやかになると思うから、店めぐりを工夫して伝わるようにしたいです。」

「私的には、とても楽しかったです。振り返りでは、『店、やらなくていい』という案も出ていましたが、私はまだ1回目で経験不足もあるから、店もやりながら他の活動をした方がいいと思いました。また、まだ私たちは商店街をもっと知ることが大事だと思いました。そして、店以外にも商店街の人がやっているイベントに参加するのも、商店街をにぎやかにすることにつながると思いました。」