秋山農場で、椎茸とアスパラガスを収穫したよ
これまで、あるるん畑を訪れたり、あるるん畑で売られている野菜を料理して味わったりしてきた子どもは、農場を訪れて上越産の野菜を自分で収穫してみたいという思いをもちました。
4月24日(水)、子どもは秋山農場に出かけました。
秋山農場に着くと、子どもは、椎茸の菌床ブロックを生成する大きな機械を見たり、菌床ブロックがズラッと並ぶ栽培場に入って椎茸栽培の様子を目の当たりにしたりしました。
子どもは、栽培場に入ると、菌床ブロックの多さに「うわ~!」と声を上げたり、椎茸の菌床ブロックが醸し出す香りを嗅いだりしました。一つ2.9kgの菌床ブロックを持たせていただくと、「重い・・・」「全部合わせたら、どんだけ重いのかな」と話す姿もありました。また、「いつも買って食べてるものが、こんなふうにつくられてたんだ」と話す子どももいました。
子どもは、椎茸の収穫もしました。たくさんの椎茸の中から、自分がおいしそうだなと思うものをじっくりと探して採りました。ずっしりとして弾力がある椎茸が採れると、その立派さに驚いたり、笑顔をこぼしたりしていました。
子どもは、春が旬のアスパラガスの収穫もしました。広大なアスパラガス畑を歩いて回り、収穫の目安の26cm以上のアスパラガスを探して採りました。収穫できると、「ベーコン巻きにして食べたい」「塩焼きもいいかも」などと、料理しておいしく食べることへの思いをふくらませていました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、『上越農彩便』で、秋山農場へ行ったよ。(中略)さいしょは、部屋の中に入って、秋山農場の人に会って、話したことをみんなでメモしたよ。一回、また別の部屋にうつって、しいたけの育て方を知ったよ。おがくずを四角くととのえて、しいたけが息をする特別なシールがはってあったよ。そのおがくずにしいたけのきんを入れてあったんだ。別のビニールハウスには、きんがせいちょうして、白くなっているものもあったよ。(中略)そのしいたけを育てている場所は、しいたけのにおいがするけど、どっちかっていうと、みつろうマッチのにおいがしたんだ。きんがすごい育ってくると、おがくずときんが入ったふくろがかたくて重くなっていたよ。だんだん外が晴れてきて、〇〇ちゃんと、てるてるぼうずのこうかがあったって、思ったよ。すごいきのこがいっぱいあって、どれもこれも、すごくおいしそうだったよ。しいたけにやくひんは使えないから、光を使って虫をころすためのものがたくさんあったよ。しいたけは一人十こ採っていいことになったんだ。〇〇ちゃんは、きのこのくきの部分をもつのが、やだらしく、〇〇ちゃんと私がかわりに採ってあげたよ。〇〇ちゃんがすごいきょだいなしいたけを採っていて、すごいビックリしたよ。しいたけを採ろうとしたら、なかなか採れなくて、がんこだな~と思ったよ。いろいろな形のしいたけがあって、〇〇ちゃんがハートの形のしいたけを採っていたよ。そして、十こ採ったところで、バスにのって、アスパラを育てている場所に行ったよ。すごいアスパラがなっていてすごかったよ。アスパラは、26cmの細い竹に合わせて根元からハサミで切って、竹の上にアスパラのせんたんをセットして、竹からとび出ている下の部分を切るのが採り方だよ。(中略)バスにのって、もう一回秋山農場のたて物にもどって、お礼をしたよ。さいごに焼きいもをくれて、先生が、やきいもを帰りの会にわたすよって、言ってきたんだ。今日も、すごく楽しかったよ」