のびのびみちまちをかい体しないといけない
2月後半に入り、活動しながら「もうすぐのびのびみちまちも終わりだね」「かい体しないといけない」と話す子どもがいました。
3月に入り、そうした子どもの言葉を仲間に伝えました。それを聞いた子どもは、「残りの日がもう少ない」「解体しないと次の1、2年生が困る」「原っぱを使うからね」と話しました。そして、解体していくことを決めました。
どこから解体していくか聞くと、「展望台は早くやった方がいい。大きい木をたくさん使っているから」「建物も大きいものから解体していった方がいいと思う」「みちはぎりぎりまで残しておいてもいいんじゃない」「みちの中でもロングロードを先にしたい」「解体だけじゃなくて片付けもしていかないと」などと子どもは話していきました。そして、木材でつくっているものを先に解体していくことや、その中でも大きいものを解体していくこと、みちをとるのは最後にすることを決めていきました。
どれを解体したいか聞くと、「つくったものを解体したい」「つくっていないけどたくさん使ってきたものを解体したいな」と話し、自分の解体したいものを解体していくことにしました。
子どもは、解体する前に「家の写真を撮りたい」「展望台に最後に載りたい」「みちまちおにごっこを最後にもう1度したい」などと話し、解体前ののびのびみちまちを楽しみました。
この日の作文シートには、次のように書いてありました。
「かいたいするときも、おもいでになるように、こころをこめて、かいたいできるようにしたいです。かいたいするのも、かなしいけど、ほかのがくねんがはらっぱを、つかうかもしれないから、かいたいしないといけないです。ずっとのこしておきたかったです」
「今日、のびのびみちまちでさい後のみちまちおにごっこをしました。もうかいたいさぎょうにはいらなきゃいけません。とてもかなしいです。みちまちおにごっこがきょうでさい後だからです。いままでたのしんできたものなのでできなくなるのがかなしいです。かいたいはらいしゅうの月よう日からです。かいたいがはやくおわったら、みちまちおにごっこができるかもしれないけれど、まだのこっているので今日がさい後だとおもいます。みちまちおにごっこはしんぱんをしていました。イエローカードの人もいなかったのでよかったとおもいます。らい週からがんばりたいです。のびのびみちまちのかいたい前にあそぶといってよかったとおもいます」