学級の活動

実践道徳「より道について」

３学期の「あるとこピクニック」では目的地を決め、その目的地で過ごす楽しみを計画し、出発することが多くありました。目的地での楽しみに心躍らせ、楽しみに歩いている子どもがいます。一方で、歩いていく道中、川に生き物がいるのではないかと興味をもったり、道中に遊びをつくったりして、より道をする仲間に対して「より道することは足止め」と感じる子どももいました。

子どもは、ピクニックでの道中でより道をすることについて考えました。
より道の楽しさを、これまでの「あるとこピクニック」でより道の中に発見があったことを話す子どもがいます。
一方で、より道をしているときに、待つ仲間の存在にふれる中で、待つ仲間の気持ちに気づく子どももいました。
子どもは「より道の時間は楽しいから、時間で決めれない」と話したり、時間や計画、発見といったことにふれながら、仲間とともに活動してきたことから考えました。


子どもは作文シートに、「より道は楽しいと思う時もあるし、ちょっとなぁと思う時もあります。そう思う理由は、より道した時に、新たな発見があるかもしれないと思うと、きたいもあります。でも、もくてき地じゃない場所で、遊んで、もくてき地で、あんまり時間を使えないと思うと、すこしがっかりします。だから、時間に少し、よゆうがある方がより道している時も、モヤモヤする気持ちはすっきりすると思います。私が思うより道は、発見のための大事な時間だとも思うし、あせらせて、モヤモヤする時間だとも思います。」と書きました。