またね、マック、ミックス
マックとミックスとのお別れの日になりました。「よく考えると、マックとミックスがいなくなるって信じられない」「マックとミックスがいなくなったら、おれ、おわる」と、マックとミックスの別れにについて話す子どもがいました。
マックとミックスが大好きな食パン、人参や果物で特大ケーキをつくりました。
ケーキができあがり、マックとミックスを招待しました。「マックが、全然食べてくれない」と、いつもなら勢いよくご飯を食べてくれるマックが、なかなか食べてくれないことをとらえました。「マックもさみしいのかな」と話し、特大ケーキの材料を拾い、手であげると、マックが食べました。
マックとミックスの迎えの車が到着しました。「またね、ミックス」「行かないで、マック」「やだ、車に乗らないで」など、マックとミックスに近づき、子どもが声をかけていました。
車を見送り、教室に戻ると、子どもの泣き声が教室に響いていました。
マックとミックスとの別れの日のことを作文シートに次のように書きました。
「今日、マックとミックスとおわかれする前に、ミックスのマフラーをかんせいさせました。そんなにじかんはかかりませんでした。外にでるじゅんびをしようとしたとき、プレゼントをわすれておいておこうとしちゃいました。外にいったら、目の前にミックスがいたのでびっくりしました。そのあと、まだおむかえがきていなかったので、ミックスとあそびました。おむかえにきたときマックとミックスがかえるなんてやだ!とおもいました。そのときからわたしはもうないていました。マックはすぐに車にのったけれど、ミックスはいうことをききませんでした。ミックスはぼくじょうにかえりたくないのかなとおもいました。わたしは、その車をと中までついていきました。でも、とおくにいってしまったのでおいつけませんでした。きょうしつにいったら、さらになきました。」
「きのうさく文シートにかいたマックレースをやってくださいと言うのをわすれました。それにこやにいろんなかざりがあるから、おもいでがたくさんあってよかったです。今日手あみマフラーをつくりおわってかたづけようとおもったら、マックとミックスがきてびっくりしました。おむかえがきたとき、もうかえっちゃのかと思ってさみしかったです。車が出ぱつして、はしるのはつかれるけどマックとミックスのことが大すきだから、車をおいかけて、きょうしつでたくさんないたけど、これからもマックとミックスのことをわすれないように、わたしのへやにマックとミックスのしゃしんをぜったいにたいせつなもののはこにいれます。」
「今日は、ぜんぶぽかぽかひろっぱだからよかったけど、今日はさいあくな日だよ。マックとミックスがぼくじょうにかえっちゃう日だよ。さみしくてさみしくてたまらないよ。今日は、せんせいがパンをかってきてくれたからケーキをつくったよ。もちろんにんじん、いちごとかミックスとマックがすきなものを入れたよ。そしてついにおむかえがきちゃったよ。マックは、すぐにピョンととびのっちゃったよ。だけどミックスは、なかなかのらなかったよ。かえりたくなかったのかなあとおもったよ。車が出ぱつしたときはなかなかったよ。だけど、きょうしつにかえったらすごくなみだがじわじわとしみてきたよ。そしてきゅうしょくまでず~っとないていたよ。また二じかんかけて、一年二組だけがかしりきりで、ぼくじょうにいけるよ。だからそのあいだあうのをまとうとおもうよ。」