初めてのみんなのおでん
待ちに待ったおでん作りの日が来ました。薪割りを続けてきた子どもは、教室で「今日は、薪を無料にします!」と仲間に伝えました。この日は、大量の薪を使うと考えたからです。外に出ると天気は快晴で、割って準備しておいた薪がよく燃えました。大きな鍋で、大量の具材を煮るため、強い火力が必要でしたが、子どもは、盛んに火吹きをして、具材を煮ていきました。
一つ目のかまどでおでんが完成しました。子どもは、「できたよ~!みんな並んで~!」と大きな声で仲間に呼びかけました。そして、「具材は一つずつだよ」「薪割りの人も食べて」と話しました。
二つの目のかまどでおでんが完成すると、おかわりの行列ができました。子どもは雪の上で、仲間と共にあつあつのおでんを食べて、「おいしい!」「最高!」「おなかいっぱいでもう食べられない」と話していました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日、2年1組のはじめてのおなじことをする、はつおでんをしました。それで、まず、〇〇ちゃんがもってきたはんぺんと〇〇さんがもってきたもちきんちゃくを私のチームのふたりがもってきました。それではんぺんをきりました。ぬるぬるしてました。つぎ、水をふっとうさせるために火をつけました。まきわりをしました。たのしかったです。そのつぎ、火がきえちゃってスギとか〇〇さんたちがもってきて、火がついてかんせいしました。つぎ、みんなのおでんをたべておいしかったです。みんなでたべるのは、きゅうしょくよりもおいしかったです。4はいもおかわりしておなかいっぱいです。」
「今日、34人(先生をふくめて)で同じことをしたよ。それは、みんなでおでんをして、いっぱい食べたよ。昨日いったとおりに、すっごく大きい大きさのナベにウィンナー、はんぺん、人参、大根、しらたき、こんにゃく、ちくわ、なっぱ、はくさい、キャベツを入れて、小さいナベにはぼくたちは、こんにゃくともちきんちゃく、あとは、がんもを入れてやったよ。今日は、すぐふっとうしたよ。早くふっとうして、みんなすぐ食べられたよ。多い人は7回までおかわりしたよ。合計3回おでんを食べたよ。おでんはぜんぶせいこうして、みんなで食べたよ。またこんどもう一回おでんやほかのものを2の1ぜんいんで食べて三年生になる前にパーティーとして楽しむ日を作りたいとぼくは思うよ。その日は、おでん、じゃなくても肉とかでもいいと思うよ。魚は、まだ早いと思うよ。あとパーティーをする日は、晴れの日がいいと思うよ。今日は、ビレッジの中で一番最高の日だと思うよ。」