2年1組をのびのびみちまちにしょうたい!
同じクラスの仲間でお店役とお客さん役に分かれて活動した後に、子どもと振り返りました。普段ののびのびみちまちでの活動でお客さんがあまり来なかったことから、「お客さんが来ないとお店をやったり、商品をつくったりしている意味がない」と話す子どもがいました。一方で、仲間がそれぞれのお店で活動していることも理解していました。また、活動後に「わたしはみちまちスーパーのぜんいんでしたいから、このパターン(お店役とお客さん役に分かれるパターン)はきらいです」と書いた子どもの作文シートも伝えました。この子どもにもう少し詳しく話を聞くと、「せっかく全員で協力してみちまちスーパーをつくったから、みんなでお店をしたい」と話しました。
こうした話を聞いて、「違う組を呼んだらどう?」と話す子どもがいました。その言葉を聞いて、「いいね」「お客さんがたくさん来てくれそう」「どこの組がいいかな?」などと子どもは話していました。様々なクラスを呼びたいと意見が出ましたが、夏休みまで残りわずかであり、1年、4~6年生だと片方のクラスが呼ばれて、もう片方が呼ばれないのは悲しいと考え、今回は隣のクラスである2年1組を呼ぶことに決定しました。
それから、2年1組の招待準備がスタートしました。「面白い商品があるといいな」と話しながら、商品づくりをする子ども。「並んでいる時も楽しめるといいな」とお客さんのことを考える子ども。それぞれのお店で招待の準備を進めていました。
当日の朝、2年1組に招待のお誘いをすると、2年1組の子どもから「やった~」「楽しみ」と反応が返ってきました。2年1組がのびのびみちまちにやって来るとどこのお店も行列ができました。子どもも「いらっしゃいませ~」「くじ引きがありますよ~」と大きな声でお客さんを呼んでいました。大変そうにしながらも、子どもの顔は笑顔になっていました。
2年1組を招待した日の作文シートには次のようなことが書いてありました。
「今日、のびのびみちまちに二の一をしょうたいしてよかったとおもいます。わけはまえのまえの金ようびみたいに2年2くみをわけておきゃくさんにするのとおみせのひととわけるのはすこしやだったけど2ねん1くみだからいいとおもいました。プールはすごくにんきでした。どうにんきかは、いろんな人がいっぱいきてくれたのと○○くんと○○くんがおよいでびっちょびちょになっていたからです。せんせいがおわりといっていたときも○○くんと○○くんと○○くんだけ『もっとしたい。』といっていたのでうれしかったです。みんなさいしょはいったときに『つめたい。』といっていたので、『そうでしょ。』といいました。しゃてきはすごくにんきでした。またきてほしいです。わたしたちはたいへんだったけど二ねん一くみがたのしくしてくれてうれしかったです」
「今日、のびのびみちまちで2の1をしょうたいして、だっせんをなんかいかしたけど、いっぱいきてうれしかったしおすのはつかれたけど、みんなのれなくて『のりたかった』っていってたよ。帰っているときに2年1組がこう言ってたよ。『こんどできればジャングルジムをつくって』っていってたよ」