プールがかんせいしたよ
6月に入り、子どもに「6月、のびのびみちまちで何をしようかな?」と問うと、新しいものをつくりたいと願う子どもやこれまでつくってきたものをさらにつくり変えたいと願う子どもなど様々な思いや願いがあることが分かりました。
6月にしたいことの中に「プールをつくりたい」と話す子どもがいました。「何でプールをつくりたいの?」とさらに聞くと「夏は暑いから夏前に準備をしたい」と話しました。その後、どこにつくったら良いか話し合い、プールづくりを始めました。
プールづくりが始まると「大きな木の板はどこにあるの?」と聞きに来る子どもや「ここを切ってほしいです」とお願いに来る子どもがいました。最初は木の板を敷いていました。「これだと水がたまらないね」と話し、仲間と相談していました。そして、木の板をつなぎあわせて四角形の箱のようにすることになりました。「木を押さえて」「木がずれているよ」「ビスが出ちゃった。抜いてまた打とう」「木の板を付けてビスが出ないようにしよう」「木の板、取ってくる」など話しながら、仲間とかかわりプールづくりを進めていました。
子どもの作文シートには次のようなことが書いてありました。
「今日、のびのびみちまちで、プールがかんせいしてあそんだよ。ブルーシートを、見つけたんだけど木でとれなくてみんなでがんばったら、とれてプールのなかにひいて水をいれてあそんだよ」
「今日プールがかんせいしたよ。うれしかったよ。すごくにんきだったよ。すごくすごくうれしかったよ。きょうはあしをぴちゃぴちゃさせるだけだったけどあしたはちゃんとあしからからだまでいっぱい水をいれたいです。ブルーシートがおおきさはたりたけどまだなかがあいていたからブルーシートをおってはんぶんであそんだよ。たのしかったよ。きょうかんせいしたからつめたさがどんどんからだにはいってきてうれしかったです」