したいことについて
作文シートに「いやなことがあったよ。ともだちがいっしょにそだててきたのにやんなかったこと」と書く子どもがいました。そこで、のびのびみちまちで「したいことができていますか」と問い、みちまちかいぎで話し合いました。
子どもに問うと「できてるよ」という言葉がたくさん聞こえてきました。一方で、「したいことができているけど…」と話す子どももいました。その子どもに話を聞いてみると「プールとお店と家がしたいことでぜんぶできない」と話しました。他の子どもにも「したいことがたくさんあるの?」と聞くと、「あるよ」と話す子どもがいました。話をよく聞いていくと1日にいくつかのしたいことをする子どももいました。
そこで、先ほどの作文シートのを紹介しました。そして、「一緒にひまわりを植えたのに、昨日は違うところに行ってしまい悲しかった」と話す子どもがいました。一方で、「好きなことをやりたかったんじゃない」「自分の好きでいいんじゃないの?」と話す子どももいました。また、「自分と友達でやっているから友達とやりたい」「急にしたいことが変わる」と話す子どももいました。「1日ぐらい違うことをしてもいいんじゃないかな」「したいことが変わったら、違うことをやると伝えるといいと思う」と話す子どももいました。
子どもの作文シートには次のようなことが書いてありました。
「今日は、みちまちかいぎがありました。ていまは『自分がしたいこと』です。ぼくは、自分がしたいことをすればいいとおもいます。だってせっかくたのしくしようとおもったときせっかくかんがえついたことがむだになります。ぼくはそんなことがあったら、ぜったいではないけどことわりたいです」
「自分のしたいことについて話しました。わたしは、草をかってはらっぱへはこんでベッドへ草をおいて足でのばして、ジャンプをしています。一日ではベッドは一人でできないのでわたし、○○くん、○○くんと、きょう力して、がんばっているとだんだんできてきました。あと一つまくらと体の入るところに草をおいてひろげてふとんをつくるだけです。わたしは、やることやるにつれて、だんだんやることがかわってきました。さいしょはやさい花をうえました。つぎは、ベンチづくり。つぎは、日かげづくり。つぎは、プランター。つぎは、草むしりへとかわりました。だから自分がすきなようにすればいいとおもいます」
「今日、自分のしたいことについてはなしました。わたしは、自分のやりたいことはやっていいとおもいます。りゆうは、みんなのかつどうだからたまにはやってみたいところもいきたいかもしれないからです」