学級の活動

実践道徳「分かれ道について」

これまでピクニックに繰り出す中で、その道中に分かれ道があると、そこで「自分の行きたい道と、仲間が行きたい道がちがう」と葛藤している子どもがいました。そのことについて、実践道徳で話し合いました。

子どもは、「仲間の『行きたい』と話す方に行くと、自分の行きたい方じゃないから悲しくなる」と話す一方で「仲間の気持ちを考えて、仲間の『行きたい』と話す方でもいいかなと思う」などと話しました。
その後、分かれ道で考えることを話す中で子どもは、自分が行きたいと思う気持ちについて話したり、多数決で決めたときの少数派の気持ちについて話しをする中で、さらに「どうしたらいいんだろう？」と議論が停滞するように子どもは顔を沈めていました。沈めていた顔に議論が膠着しているようでしたが、突如顔をあげて、静かに思いを語ろうとする子どもがいます。子どもは「仲間の行く方に決めて、ハッピーじゃない人でも、知らない道に行って新しい発見があるからハッピーになれると思う」と話しました。

 

 

 

すると、その仲間の声に前のめりになって「わかる、それ話したいと思ってた」と続ける仲間の声があがりました。そして、子どもは「これから先、道にわくわくするし、そこで感じる雰囲気もあって、ワクワクドキドキがからだにしみわたって爆発する」と話していました。