正善寺の木を使って・・・
子どもは、正善寺から様々な木を持ち帰りました。そして、「正善寺を表すことをしたい」「木でいろいろなものをつくってみたい」という思いをもちました。
持ち帰った木の中には、一抱えもある太い木もありました。そういった太い木は、仲間と協力しながら、加工しやすいように切り分けていきました。
切った後は、つくりたいものに応じて、やすりをかけて磨きました。やすりの目の粗さを考えながら、木の肌がより美しく見えるように、また、手触りもよくなるように、根気よく磨く姿がありました。
正善寺の木を材料に、キーホルダーやコースターなど、身近に使えるものが、いろいろできました。
熱心に木の皮をむき続ける姿もありました。子どもは、「正善寺でシーソーをつくるときに使う」「次に、正善寺にお出かけに行くときに持って行きたい」と話すなど、次のお出かけに向けて、思いを膨らませています。
子どもは、作文シートに「今日、正善寺から切ってきた木をコースターにしました。正善寺の何を表したかというと『自然』です。正善寺の木を使うと、正善寺の自然を表せる気がしたからです。あと、コースターの木に、お花みたいなもようがあったから、それをグルーガンでなぞりました。明日は、ちょうこく刀でコースターに何かをほりたいです」「私は、キーホルダーを作っていて、苦労した所は、木を切るとか、皮をむくこととかが苦労しました。特に、木を切る所が苦労しました。太いのを切ると、けっこう時間がかかるし、細いのは、ずれるから苦労しました。気に入っている所は、少しすべすべしている所と、少ししかないけど、ちがう形がある所と、今は、一こぐらいしかないけど、色がついている所です。私は、もう少しキーホルダーのしゅるいをふやしたいと思っています」と書いていました。