めえめえステップ ありがとう
終業式の日に、最後のめえめえステップをしました。
子どもは、やぎさん5頭と生活してきためえめえステップで、何をしようか考えました。子どもは「やぎさんとの思い出を大切にして活動したい」と話し、3つの遊びをすることに決めました。一つ目は、めえめえ鬼ごっこです。オオカミ役とやぎさん役に分かれ、鬼ごっこをしました。広い原っぱで息を切らして走っていました。二つ目は、やぎさんリレーです。5頭のやぎさんのリードをバトン代わりにして、5チームで競いました。でこぼこの地面の感触を楽しみながら走っていました。
三つ目は、めえじゃんけんポイです。実践体育科でやってきたドンじゃんが基になっていて、仲間とタッチするときに「めえ!」と言ってからじゃんけんすることにしました。めえめえステップでやるめえじゃんは、とても開放的で気持ちよさそうでした。
最後に、めえめえステップの看板を抜き、活動が終わりました。
子どもは1年間の活動を振り返り、作文シートに次のように書いていました。
「ぼくはさいしょは、やぎさんぼくじょうにいるとおもっていたけど、学校でもかうんだなあとおもいました。トラックの中になにがいるのだろう、どれくらいかわいいんだろう、どれくらいせわがたいへんなんだろうとおもいました。でも、おせわはたいへんではないし、かわいいし、やぎさんのあかちゃんまでうんでくれるやぎさんだから、さいこうでした。ぼくは、はんぶんかなしいきもちでした。おわかれが、それぐらいさびしいんだとおもいました。でもがまんしました。いままでありがとうやぎさん。めえめえステップほんとうにありがとう。」
「きょうで、めえめえステップがさいごだったよ。かなしかったよ。ぼくは、めえめえステップに、きょうばいばいをしたよ。ありがとうっておもったよ。こんども、あそこでちがうかつどうでいいからしたいな。でも、かつどうのなまえがめえめえステップなのは、きょうがさいごだよ。またしたいな。でも、あたらしい一年生がくるから二年生にいかなきゃいけないよ。ほんとうにほんとうに、ありがとうってきもちだよ。はるやすみに、またばいばいにきたいよ。」