チャコに着ていてほしい
1年2組
創造活動
2023/03/16
片付けを進める中で、子どもは、活動で使ったものやつくったものを持ち帰りたいと話し始めました。
そして、馬着とリードをチャコにあげるのか、自分たちがもらうのか話しました。
リードは、「牧場にもたくさんあるから、あげてもあんまり使わないと思う」という理由で、自分たちで持ち帰ることに決めました。
馬着については意見が分かれました。
チャコにあげたいと考える子どもは、
「牧場にないかもしれないからあげたい」
「もしあるとしてもチャコが着たいときに着られるからあげたい」
「自分たちを忘れないでほしい」
などと話しました。
持ち帰りたいと考える子どもは、
「牧場にあるならあげなくてもいいと思う」
「チャコのことを忘れたくないから欲しい」
「思い出として持っていたい」
などと話しました。
話し合いを重ねる中で、
「自分たちって言っても、一人しかもらえないから、だったらチャコに着ていてほしい」
という仲間の言葉に多くの子どもが納得し、チャコにあげることに決めました。
すると、「じゃあ、メッセージとか、絵とかかいてあげようよ」と言い出した子どもがいたことから、馬着にチャコやくるまなどのイラストや「チャコちゃんだいすき」というメッセージなどを書きました。
後日、担任が馬着をチャコに届けたことを聞き、その時の写真や動画を見た子どもは、
「チャコちゃんやっぱりかわいい」
「書いた絵がちゃんと見えた」
「チャコに似合ってる」
「チャコにまた会いたくなってきた」
などと話していました。