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学級の活動

視覚障がいの人にとってはよくても・・・

6年1組 創造活動 2023/03/07

3月2日、視覚障がいの人と交流しました。今回で3回目となり、視覚障がいの人の日常生活で困っていることについて話を聞きました。それぞれの見え方が違う方から、点字ブロックをどのように利用するか、実際に教室に貼ってある点字ブロックを使って、歩いていただきました。

「質問はありませんか」と尋ねると、「点字ブロックの幅がもっと広くなるとうれしいですか」と質問した子どもがいました。「そうは思いません。点字ブロックは、視覚障がい者にとっては必要なものですが、車いすを利用している人にとっては段差となり、邪魔になるからです」という答えに、「車いすの人とか、別の障がいがある人から考えると、点字ブロックが段差になるって、そうだなと思った。今まではそうは思ってなかった」と話す子どもがいました。その後、点字ブロックの色について話題が広がりました。「色の違いで点字ブロックを判断しているから、道路と点字ブロックがはっきりと見分けられる色がいい」という言葉を聞き、学校近くにある点字ブロックは道と同系色であることを知っている子どもは、「あそこはまずいね」と話しました。

ヘルプマークについて、お話ししていただきました。

お帰りの際も、玄関まで介助しました。

振り返りの作文シートには、次のようなことが書かれていました。

「〇〇さんたちのお話の中で、意外にもぼくたちが思っていることと逆のことがありました。例えば、〇〇君たちも言っていましたが、点字ブロックが大きいほど障がいがある方にとってはいいんじゃないかと思っていましたが、車いすに乗っている人がじゃまになってしまうなど、自分たちのことだけじゃなく、社会全体を見こして、意見を言っていて、すごいなと思いました」

「私が、〇〇小学校に通っていたとき、体育館前ろうかからげんかんまで、点字ブロックがあったけど、色がろうかの色と同じ色をしていたから、昔は何も感じなかったけど、今思えば視覚障がい者の方には不便だったんだねと思いました」

「私が話を聞いて思ったことは、視覚障がい者用のもので困っていること、ふだんふつうに使っているクレジットカードなどに困っているんだなと思いました。私は点字ブロックや、信号とかで困っていると思っていたので、少しビックリしました。私たちは『みんなで助け合う街』ですが、みんなが、みんなのために努力しなければいけないのかなと感じました。もので困っているなら、それを作っているメーカーさんは、意見を聞いて作った方がいいと思うし、統一できるものがあるならしたほうがいいし・・・みんながみんなのために努力する=みんなで助け合う街になるのかなと思いました!」