ブラウンのおっぱいが飲みたい
1年1組
創造活動
2022/12/12
スマイル、くわ、ホワイトが生まれてから7ヶ月が経ちました。パンパンに張っていた母ヤギのブラウンのおっぱいも、今では、小さくしぼんでしまいました。
それでもまれに、ホワイトだけがおっぱいを飲んでいるのを見ることがあります。子どもは、ホワイトがおっぱいを飲む瞬間を見ると、「ホワイトが飲んでた!」「かわいい~」と大興奮です。
学級では、絵本「やぎとしずか」シリーズを読み聞かせしていますが、その中に、お父さんがやぎの乳搾りをする場面があります。このような一節があります。
ーーー「今夜からしずかのおっぱいが、いっぱいのめるぞ。」父さんだけはしゃいでいる。
ーーーミルクをしぼるのは、父さんの仕事。ミルクをだすのは、しずかの仕事。
「いつかブラウンのおっぱいを飲みたい」と願っていた子どもは、絵本を読んで、初めて乳搾りに挑戦しました。
子どもは仲間と協力してブラウンを押さえたり、ごはんで誘ったりしてお乳を絞ろうとしましたが、ブラウンはおっぱいを触られるのを大変嫌がりました。子どもは何度も頭突きをされて、最後にブラウンは走って逃げて行ってしまいました。子どもはブラウンに「嫌だったよね。ごめんね」と声を掛けていました。
※絵本の表紙画像 田島征三『さよなら ぽろ(やぎのしずか・5)』偕成社、田島征三『とうさんのちちしぼり(やぎのしずか・6)』偕成社